「白髪を染めたいけれど、
アレルギーがあるから染められない…」。
そんなお客さまの声に耳を傾けると、
小さなサロンの「次の一手」も見えてくる。
「白髪を染めたいけれど、
アレルギーがあるから染められない…」。
そんなお客さまの声に耳を傾けると、
小さなサロンの「次の一手」も見えてくる。
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代表者本告 隆
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所在地大阪府守口市滝井西町(千林店)
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設立年2002年
(創業は1969年、モードカットしづかとして) -
店舗数2店舗
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従業者数12人
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カット料金3,500円~(税別)
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URL
第三の選択肢、「ノンジアミン」
下町の風情が今も色濃く残る、千林商店街。そこから延びるアーケードに守られるように立地するのが、創業から50年を数えるART FOR ART’Sだ。本告(もとおり) 隆代表の母・しつこさんが開業して以来、老若男女を問わず地域の人々に愛されてきたこの店は今、❝知る人ぞ知る噂の美容室❞として、大阪府内のみならず、近畿全域からお客さまを集めている。遠方からでも同店を訪れる人々の最大の目的は、「アレルギー対応」だ。
「ヘアカラーによるアレルギーに悩む方々の中には、『本当は白髪を染めたいけれど我慢している』という方や、『今よりもっと良い方法があるなら、知りたい』と積極的に対策を探る方などさまざま。そんな方々へ向けて、情報を発信しています」
こう語るのは、同店のアートディレクター・小野敦之さん。ブログを通じてアレルギー対応情報を発信し、集客サイト掲載や割引なしでも毎月10人前後の新規客を獲得している。
「ブログには、全国からお問い合わせやご相談をいただいており、一般の方だけでなく、理美容師さんからご連絡をいただくこともたびたびあります。それだけ、多くの方がアレルギー対策に関心があるということなのでしょう」
アレルギーによるヘアカラートラブルには、誤解も多い。同店の新規客からは、「アレルギーがあるからオーガニックカラーで染めたのに、かぶれてしまった」「地肌に付かないように塗ってもらったのに、アレルギーが出た」と嘆く声も上がる。
「そもそも、アレルギーはトラブルの元となる物質に触れることによって起こるもの。オーガニックだろうが低アルカリだろうが、アレルギーを引き起こす物質が薬液に含まれていれば反応しますし、いくらゼロテクで塗布しても、シャンプー時などに頭皮への付着は避けられません」
ヘアカラーによるアレルギーは、アルカリカラー剤などに使われる「ジアミン」をはじめとする酸化染料によって引き起こされることが多いため、酸化染料を含まないヘアマニキュアやヘナなどで染めることが一般的だった。これらに加え、第三の選択肢として注目を集めているのが、ジアミンを使わない「ノンジアミン」タイプのヘアカラーだ。
「マニキュアもヘナもノンジアミンも、それぞれに長所と短所があります。マニキュアは白髪が染まりやすいけれど、その分地肌も染まりやすい。ヘナは自然志向のファンもいるけれど時間がかかる。塩基性染料を用いたノンジアミンタイプは、使いやすいけれど白髪が染まりにくいという難点がありました」
アレルギーでも
白髪をキレイに染めたい!
アレルギーのウソ・ホント!?
- 植物配合だから/オーガニックだから安心?
- 低アルカリだから大丈夫?
- ゼロテク(地肌に付けない)で塗布すればOK?
アレルギー性の皮膚トラブルとは?
- 刺激性接触皮膚炎
- ひりひり、ちくちく、じんじん、染みるなどの痛みや赤み
- アレルギー性接触皮膚炎
- むずむずしたかゆみ、赤み、腫れ、ブツブツなど
- 刺激性接触皮膚炎
- 施術中~数十分以内
- アレルギー性接触皮膚炎
- 施術中~48時間以上
- 刺激性接触皮膚炎
- 保護ローション・オイル、ゼロテクなどで対応
- アレルギー性接触皮膚炎
- アレルギーを引き起こす物質に触れないこと
(日本ヘアカラー工業会)
ヘアカラーによるアレルギーの原因はさまざまだが、最もよく知られているのは、アルカリカラー剤の染料として使われる「ジアミン(パラフェニレンジアミンなど)」。
アレルギートラブルを避けるには、とにかくジアミンに触れないことが重要。
白髪はきれいに染めて地肌を染めない
そこで、小野さんはノンジアミンの可能性を探るべく、あらゆるメーカーのジアミン不使用ヘアカラー剤やカラートリートメントを試用。アレルギーリスクの有無や染まり具合など、それぞれの特性を整理するとともに、ノンジアミンタイプのカラートリートメント開発にも協力。それが、『NODIA(ノジア)』だ。
「もちろん、ジアミンを使ったグレイカラー剤ほどは染まりませんが、『NODIA』は、『白髪染めは難しい』という塩基性染料最大の欠点を見事にクリア。アレルギーのあるお客さまにも、安心して提案することができます」
およそ3年前までは「要望があればヘナを使う程度で、8割方マニキュアでアレルギーに対応していた」という小野さんの売上実績は、ノンジアミン導入後に1.5倍増加。客単価も1万1,000円と高水準をキープしている。
「ノンジアミンタイプなのに白髪が染まりやすいだけでなく、『NODIA』はヘアマニキュアほど色濃く地肌が染まらない。ゼロテクなしでもOKなので、メンズ客やツーブロックなど短い髪の方でも大丈夫。男女を問わず、アレルギーに悩む幅広いタイプのお客さまに対応可能です」
悩みに応えて
売上&満足度アップ
ブログで集客
4年ほど前から、アレルギー対応に関するさまざまな情報を「あっくんのヘアケアブログ」で発信。月間PV(ページビュー)は4万を超え、「ほとんどがGoogle検索から」という。集客サイトを利用せずとも、ひと月10人前後の新規客がブログ経由で集まってくる。
何に反応するか? を必ず確認
新規客の場合、まずはカウンセリングでトラブルの原因を探って適したカラーリング方法を絞り込み、パッチテストを実施。テストの結果を確認し、2日後に施術する。
専用道具で徹底対策
アレルギーリスクを避けるため、カップやハケ、耳キャップ、マドラー、クロス…など、専用の道具を用意。シャンプー台の枕には、タオルを敷いて肌が直接触れないよう配慮する。
アレルギー対応のカラーリング
- 白髪がよく染まる
- 頭皮も染まるためゼロテク必須
- オレンジに寄りやすい
- 時間がかかる
NODIA
- 白髪が自然に染まる
- 頭皮が染まりにくいためゼロテクいらず
ノンジアミンタイプの
トリートメントカラー(白髪用)
NODIA(ノジア)
NODIAは、塩基性・HC染料を使用したノンジアミンタイプのトリートメントカラー。酸化染料は一切なし。酸化染料にアレルギーのあるお客さまでも、安心して白髪を染めることができます。
アレルギーリスクを排除
パラフェニレンジアミンをはじめとした酸化染料や、アレルギーリスクのある食品表示義務成分27品目も、一切使用していません。
×パラアミノフェノール
×アンモニア ×還元剤 ×酸化染料
×アルコール ×パラベン
…など
染まりに納得
「白髪が染まりにくい」という塩基性染料の課題をクリア! 尿素の浸透力とアンチブロック染色で、ジアミンを使わずに納得の染まりを実現しました。
頭皮が染まりにくい
NODIAは塩基性・HC染料を使用しているため、一般的なカラートリートメントと同様に、施術後数日間は色流れにご注意ください。
- 施術後はすすぎを十分に行ない、ドライヤーでしっかり乾かしてください。
- 数日間は、雨や汗で髪を濡らさないようご注意ください。
- 数日間は、白色や淡色の洋服・タオル・枕カバーなどに色が移る可能性があります。
- オキシ不使用のため、髪が明るくなることはありません。
NODIA特設サイト / https://m-moulin.jp/wcph/
メーカーサイト / https://m-moulin.jp/
TEL :0120-662474
〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町16-8