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資生堂クリエイティブ㈱が始動、初代社長に山本尚美氏が就任

 世界的化粧品メーカーの㈱資生堂(魚谷雅彦代表取締役社長CEO)は、クリエイティブな事業の強化を目的とした100パーセント出資会社として「資生堂クリエイティブ株式会社(山本尚美代表取締役社長)」を2022年1月に設立、始動した。

ブランドを強くするクリエイティブ集団へ

 資生堂クリエイティブ㈱は、1916年に設立された資生堂意匠部をオリジンとする資生堂本社のクリエイティブ部門を、新たな別会社として設立。近年のデジタル化を背景とした生活者の行動、購買行動の変化に加え、デジタル広告コミュニケーションが多様化、複雑化している現状に対応してゆく。

 同時にクリエイティブの強みであるプロダクトデザインを起点とし、コミュニケーションへとつなぐ「体験デザイン」の強化も目指す。 

 新会社では、クリエイターが創作活動に集中できる環境づくりに注力。年齢や勤続年数に左右されないメリハリある評価制度や、働く時間や場所の制約排除などさまざまなオプションを整え、働き方の多様性にも対応していくという。

 加えて外部クリエイターとの協働促進、世界中の多様な才能の採用強化を進め、資生堂ブランドを強く支える部門としての価値向上を図る。

ブランドを強くするクリエイティブ集団へ

 シンボルマークは、新しい時代の風をいっぱいに受けて、ピンと張る帆をイメージ。順風でも逆風でも前に進むように設計された帆と同様、“世界のクリエイティブ”という海への航海へと旅立つ同社社員の意欲的な思いが表現されている。

【資生堂クリエイティブ㈱ 山本尚美社長のコメント】
「私たちは美に専門性を持つクリエイティブカンパニーとして『美の力、クリエイティビティの力を信じ、世界に“感動-kando-”をもたらす』をPURPOSEに、『ブランドと世界中のお客さまを結びつけ、美を楽しむ体験を創造し、人々の心を豊かにする』ことを信じ、これまでの概念をくつがえす新しいクリエイティブに挑戦をしていきます」

【資生堂クリエイティブ㈱概要】
社名/資生堂クリエイティブ株式会社
所在地/東京都港区東新橋1-6-2
代表者/山本 尚美(代表取締役社長)
事業内容/プロダクトデザイン開発から体験デザインまで、トータルのブランディングコミュニケーション
資本金/1億円
会社設立時期/2022年1 月
出資の状況/資生堂が100%出資
社員数/93名(2022年1月1日時点)
公式サイトはこちら>>

2022.01.17
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