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TAYA 2022年新年式「新規客再来店率アップに集中できる環境づくり」を

 『TAYA』をはじめとする美容サロンチェーンを全国的に展開する㈱田谷(田谷和正会長、保科匡邦社長)は、1月11日(火)14時15分より、東京都港区のANAインターコンチネンタルホテル東京にて、「2022年度 新年式」を関東エリアの社員出席のもと開催した。会場に集っての新年恒例行事は2年ぶり。

田谷会長「新規客獲得数より新規客再来店率にこだわりたい」

 冒頭、会社の方針説明に登壇した同社・田谷会長は、コロナ禍におけるスタッフの取り組み姿勢を労いつつ、人々の生活様式やマインドの変化や、そこに係わる美容サロンの価値ついて持論を述べた上で、「緊急事態宣言下、国民が健全な生活を営むために必要な職種あると休業要請対象から外れた。しかしそれは、あくまでも職種として必要とされただけで、自分たちのサロンが必要だと、名指しされたわけではない」と、人から選ばれるサロンであることの重要性を説き、社員の気を引き締めた。

 新年に向けては、経営理念として「株式会社田谷と社員が『より高い生活水準と繁栄』、すなわち『TAYAドリーム』を築く為に一人ひとりの生産性と創造性を高める」を改めて提唱。スタッフが顧客満足の追求に集中できる環境整備が理念の実現に結び付くと、サロン運営の管理業務の効率化を図るデジタル化の3施策として「POSレジの活用」「顧客データの一元化」「ポイントカードの電子化」を挙げた。

田谷会長「新規客獲得数より新規客再来店率にこだわりたい」
▲2022年に向けた方針を発表する田谷和正会長。

 新年に向けては、経営理念として「株式会社田谷と社員が『より高い生活水準と繁栄』、すなわち『TAYAドリーム』を築く為に一人ひとりの生産性と創造性を高める」を改めて提唱。スタッフが顧客満足の追求に集中できる環境整備が理念の実現に結び付くと、サロン運営の管理業務の効率化を図るデジタル化の3施策として「POSレジの活用」「顧客データの一元化」「ポイントカードの電子化」を挙げた。

 さらに田谷会長は「新規客の獲得数ではなく、新規客再来店率にこだわりたい。私たちのお客さまに対する気持ちや提供したサービスに対する評価は、再来店率という数字に表れる」と述べ、実際のサロンワークに加え、SNSを駆使したファンづくりによりロイヤルカスタマーを増やし、強固な売上基盤を築いていくようスタッフを鼓舞した。

 続いて、永年勤続社員や社内コンテストの上位入賞者、2021年度の業績優秀スタッフおよびサロンを表彰。各表彰の後、保科匡邦社長は受賞者・サロンを讃えた上で「いろいろな賞がある中で『復活大賞』が最も感慨深い。サロン運営には必ずあって、厳しい状況を乗り越えた時、その店舗は何倍もの力を身に付けている。コロナ禍の今は特に、スタッフ一人ひとりがいろいろな経験を積んで、店がチームとして成長していっている。今回賞を取ってない店舗のスタッフもみんな頑張っている」と述べながら、2022年のさらなる成長を期待した。

▲社員表彰を終えて感慨を述べる保科匡邦社長。

 その後、TAYAクリエイティブチームによるヘアショーが行われ、ステージの大トリは16年連続年間総売上ナンバーワンという同チームのチーフ・大川雅之氏(GRAND TAYA)のワンマンショーで締めくくられた。

 最後にTAYA親睦会のメンバーが恒例の5本締めを行い、閉会となった。なお、翌日1月12日(水)には関西エリア、13日(木)には九州エリアの社員を対象として、同様の式典を催した。

▲大川雅之氏のステージはシザーズの開閉音とホルンの生演奏がBGMに。
2022.01.21
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