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中野製薬㈱が政策発表「NEW MESSAGE 2022」を配信

 頭髪化粧品メーカーの中野製薬㈱(中野孝哉社長)は、美容サロンに向けた2022年度の政策発表として「NEW MESSAGE 2022」を、1月17日(月)9時より、同社のYouTube公式チャンネルにて配信した。

「生活者のサロン体験最大化」をテーマに
多様化する美のニーズに応えるサロンづくりをサポート

 年頭のあいさつに立った同社・中野孝哉社長は、コロナ禍を契機とした社会背景の変化に言及。「環境や価値観の変化に適応し、常に新たな挑戦をし続けた企業、業種、業界が生き残ってゆく」と述べ、ダイバーシティ―の概念が日本社会に浸透しつつある中で、生活者のニーズが細分化され、ビューティに関する悩みや願望も多様化し、個々の美しさが求められる傾向にあると分析。

 中野社長は、「多様化する美のニーズに真正面から向き合えるのが、美容師でありサロンである」と唱え、同社が「生活者のサロン体験最大化」を2022年のテーマとし、デジタルとリアルを融合させた新しいサロン体験を生み出す提案を行うことで、美容師が生活者にとっての真のビューティーパートナーとなるサポートを展開していくことを宣言した。

「生活者のサロン体験最大化」をテーマに<br />
多様化する美のニーズに応えるサロンづくりをサポート
▲2022年テーマについて詳細説明をする中野孝哉社長

 具体的な政策として中野社長は、①お客さまとの関係性をいかに深化するか、②スタッフをはじめとした組織をいかに成長させることができるか、③新しい顧客体験をいかに提供し続けられるか、の3点を挙げ、それらにアプローチしていく新製品のリリースに加え、「NAKANOビューティメソッド」「NAKANOサクセスプログラム」「NAKANOオンラインストア」を3本柱とした提案を展開していく。

 「ビューティメソッド」は、生活者の髪の悩みや願望を同社独自に調査・分析した内容をメニューや製品に落としこんで提案するのみならず、パンフレットやツール、WEBメディアを通じて関連情報を発信。生活者の“美しくなりたい”というモチベーションを“マイナスを0にしたい(欠点や悩みの解決)”、“0からプラスしたい(トレンドや自分らしさの追求)”という2種類で捉え、提案の幅を広げるサポートを行う。

 「サクセスプログラム」は、サロンが安定的に事業を継続しながら繫栄し続けるためのビジネスモデルづくりとして、マネジメントと教育、2つのポイントからサロンに合わせたサポートや情報提供を行い、サロンが掲げるビジョンの実現を手伝う。

 そして昨年9月にローンチした「NAKANOオンラインストア」により、オフラインが中心だったサロンと顧客のコミュニケーションを、オンオフ融合とすることで、新たな顧客体験を提供。店舗だけではなくオンライン上での顧客との接点を築くことによる関係の深化を狙う。

 その上で展開する新商品として、2月にヘアカラーブランド「キャラデコ」より新色ライン『ネオカームカラー』を市場投入するのを皮切りに、7ブランドから新製品がリリースされることを発表。

 最後に2022年の主催イベントとして、昨年開催し好評だった美容の可能性を追求する参加型イベント「BEAUTY IS ART(ビューティ イズ アート)」を、さらにパワーアップした内容で開催するため、現在、企画検討中であることを明かした他、5月に行われる「第9回 アジアビューティエキスポ」への出展に向けて準備中であることも告げた。

2022.01.31
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