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学校法人東京女子文化学園 住田美容専門学校(住田知之理事長・校長)は、2月22日(火)15時より、東京都渋谷区のTRUNK(HOTEL)にて、就職活動を控える同校1年生の代表者と美容サロンおよび美容業界関係者がリクルートを軸に交流する場として、「2022 エクスチェンジ・ミーティング」を開催した。
同校ではかつて、この時期に「新春の集い」と称して新年会を開催しており、その開会前の時間帯に、美容サロンを対象とした「リクルート・キックオフミーティング」を行っていた。2020年より、次世代のリクルートを考える場としてリニューアルし、ローンチイベントを開催したが、昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。
冒頭のあいさつに立った住田知之校長は、コロナ禍の2年間を振り返り「緊急事態宣言下では学校に生徒がいない状態が続き、このままつぶれてしまうのではないかと思ったが、翌年の新入生の数は逆に増えた」と報告。
その理由として、SNSの影響を挙げ「多くの業種において恨み言や泣き言、コメントの叩き合いがSNS上にまん延していたのに対し、美容師発のSNSには、常にお客さまが幸せになれることを願った暖かいメッセージや提案にあふれていたことで、業態の魅力が高校生にも伝わった」と分析。加えて「感染拡大が始まった頃は、井戸端会議さえ許されないムードがあった中で、営業休止の対象にならず、コミュニケーションを求める女性や高齢者にとっての心のよりどころとなっていたことで、美容師の職業としての強みが発揮された」とも唱えた。
その上で「世の中が自粛を強いられる中、学生も自粛しており、社会との接点がなく、美容業界について知りたがっていることはたくさんある。自分たちなりに美容師像を描けているので、彼らのイメージを掴んだ上で、これからのリクルート活動に生かしていただきたい」と集まりの趣旨を説明した。
イベントには、同校の選抜による1年生10名が参加。自己紹介VTRにおいては将来の夢や理想の美容師像、そのために行っていることなど、就職への思いを語った。進路としては美容師だけでなく、ネイリスト、アイリスと、ヘアメイクアップアーティストとさまざまな希望職種が挙げられていた。
会場には美容サロンの経営者および就職担当、美容ディーラーなどが訪れており、参加生徒は多くの情報を得ようと、積極的にコミュニケーションを図った。特に美容サロン関係者に対しては、教育カリキュラムや求められる人材について、ディーラーに対しては美容サロンのリクルート事情について、質問を投げかけていた。
なお、エクスチェンジ・ミーティングに先立っては、美容サロン関係者を対象とした「キックオフ・ミーティング」が開かれ、2021年度の2年生について就職状況の報告と、現1年生の就職動向などについての説明が行われた。
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