学校法人古武学園(古武一成理事長) 高津理容美容専門学校(疋田康子校長)は、3月8日(火)11時より、大阪市北区の大阪市中央公会堂において、2022年卒業式を挙行した。
一人前の美容師と認められるために、“練習と生き方のマナーの大切さ”を訴え
式ではまず、疋田校長より卒業証書授与が行なわれた他、成績優秀者などの表彰が行われた。
続いて式辞に登壇した古武理事長は、『練習と生き方のマナーで実力を高めよう』がテーマのスピーチをはなむけの言葉とした。その中で同理事長は、卒業生が入学した2年前の4月は新型コロナウイルス感染症の最初の大流行時期に該当し、授業に大きな影響を受けたことを振り返った上で「無事卒業の日を迎えられ感無量」と喜びを表した。
そして「社会人として責任をもって働くことが大事。理美容は技術を売る仕事であり、その技術は練習することで仕入れができる。しかし、技術はいくら売ってもなくならないから、一生の仕入れが練習である」と技術を磨く努力の大切さを唱えた。
もう一つのテーマであるマナーについては「自分と相手や社会が共に理解し合い、幸せになるよう行動することで周りから信頼される人になれる」と持論を述べ、締めくくりに「できる目標を高く持ち、自分から努力して一つひとつ達成し、お客さまやサロン、周りの人々や家族にも喜びを感じてもらえる自分を目指して、支えていただいている皆さまに感謝の心を忘れることなく頑張っていただくよう願います」と卒業生が1日も早く美容師として認められる存在になるよう思いを込めた。
2022.03.29