JUNIOR TOKYO実行委員主催によるアシスタントのヘアショー、「JUNIOR TOKYO 5」が10月11日(火)17時30分より、東京都渋谷区の渋谷 Spotify O-EASTにて開催された。5回目の開催となった今年も若きアシスタントたちの力強いパフォーマンスが披露され、会場は終始熱気に包まれた。
舞台の主役は若きアシスタント
変化の激しい理美容業界。その中で、美容業の次代を築いていく大きな可能性を秘めた若きアシスタントたちを舞台の主役にしようという、著名ブランドサロン代表有志の強い思いから立ち上がったのが「JUNIOR TOKYO」。
当日、ステージは2部構成のプログラムが組まれ、全12サロンから多くのアシスタントが集結した。 第1部はPEEK-A-BOO、LIM、KENJE、MINX、DADA CuBiC、uka、第2部では、Ash、DaB、HONDA Premier Hair、SCREEN、TONI&GUY、TWIGGY.の各6サロンが出演。1サロンあたり約10分間のステージで、各サロンの若き俊英が持てる技術と精いっぱいに駆使して、感じる今を表現。枠にとらわれない独創的かつエネルギッシュさで客席を魅了した。
中でも印象的だったのはukaのステージ。ワンマンショーの形式を取り、グレイヘアのモデルをセットするパフォーマンスを披露した。出演サロンの大半は、できるだけ多くのアシスタントにチャレンジの場を与える意図から5~6人の複数でメンバーを構成していたが、ステージ出演の1つの切符を競わせるという新たなチャレンジの形を示した。さらに会場の視線全て集めて見事にヘアスタイルを仕上げたその経験値は計り知れない。
▲グレイヘアのモデルを立てたukaのステージ 。
理美容師が持つクリエイティブな能力のレベルアップを支援するだけでなく、理美容師という職業の魅力の発信、持続可能な職業としての定着にも力を入れているJUNIOR TOKYO。これからの活動が注目される。