9月4日「くしの日」を中心とした1週間を「Beauty Week」と定めるNPO法人 美容週間振興協議会・全国美容週間実行委員会(瀧川裕史理事長・2022年度実行委員長)は、年度の活動の集大成として、8月30日(火)、東京都港区の六本木ヒルズ ハリウッドホールにて、美容の活性化を促す複数イベントを同日開催。その様子はオンラインライブでも配信した。
「BEAUTY WEEK AWARD」スピードスケート選手の高木菜那さんなどを表彰
当日(火)の12時30分からは、スタイリッシュなヘアスタイルで輝いている女性に「THE BEST OF BEAUTY」の称号を贈る「BEAUTY WEEK AWARD」を開催。文化・芸能部門では“めるる”の愛称で親しまれるモデル・女優の生見愛瑠さん、アスリート部門では、北京五輪で活躍したスピードスケート選手の高木菜那さん、同じくスピードスケート・ショートトラック代表の菊池彩花・純礼姉妹が同賞を受賞した。
▲VTRで出演の菊池彩花・菊池純礼姉妹には、
瀧川理事長が北海道に出向いて表彰を行った。
当日は、生見さんと高木さんが表彰のステージに登壇。表彰を受けた後、ヘアスタイルやケアへのこだわり、チャレンジしたい髪型などの質問に答えた。メディアの注目度も高く、授賞式がニュースや情報番組で取り上げられた時間を広告費に換算した数値は約1億800万円だったと後日発表された。
16時からは、今年5月から7月にかけて作品を募集した「WEB PHOTO CONTEST」の表彰式を開催。その後、当日を締めくくるスペシャル企画として内田聡一郎氏[LECO]とNATSUMI氏[ALBUM]のトークライブが組まれた。
「自己ブランディング~成功するための道しるべ~」というテーマが設けられた同トークライブでは、今の時代に欠かせないSNSによる発信について、それぞれのスタンスを語り合った他、SNSで陥りやすい落とし穴についても言及した上で、うまく付き合っていくためのポイントをアドバイス。さらにこれからの美容師に必要な心構えなど、深く切り込んだ内容でそれぞれの仕事観を語り合った。
▲「WEB PHOTO CONTEST AWARD」の理美容師部門で
グランプリに輝いた西村美帆さん。
恒例の「くし塚供養」は9月2日に挙行
9月2日(金)には、東京都目黒区の大鳥神社に祀られている櫛塚にて、恒例の儀式である「くし塚供養」を挙行。活動のさらなる活性化と美容業界の健全な発展を祈願した。
▲くし塚を祀り、活動の成功を祈願。
また、「くしの日」PRの“くし配布”も復活。今年は街頭ではなく、会員サロンのお客さま向けに「くし供養」に美容週間の活動を紹介する「リーフレット」を添えて配布。くしの使い方をアドバイスする工夫もあり、街頭よりも趣旨が伝わりやすく、お客さまからも好評だったとの報告も本部に届いたという。