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経営者でなくてもためになる、美容室経営の40年史「美容の経営プラン」500号記念特集

 月刊「美容の経営プラン」2023年2月号(1月1日発売)は、1981年の創刊から通巻500号を達成。その節目を記念した特集「美容室経営の40年を振り返る」では、80年代10年ごとに整理し、その時代時代を飾った記事から当時の様子を検証。実際に誌面に登場した4人の経営者のインタビューも組まれる豪華な内容となっている。

時代の変わり目を見極め、成長を続けたトップブランド


高橋マサトモ氏[MINX]

 ’80年代は美容サロンのチームによるパフォーマンスが台頭してきた時代。海外に向いていた若い美容師の憧れの眼差しは、自分もこの集団の一員として何かを表現したいと、ブランドサロンのアートチームに注がれる傾向が強まった。その対象の筆頭格が高橋マサトモ氏率いる「MINX」というサロン。
 全国区の高みへと昇りつめていくため、当時の若い世代のハートをがっちりつかむ戦略をしっかりと練り上げてきたことを明かす。そして経営者として、時代の移り変わりの潮目を読む力が、いまだトップブランドであり続けている大きな要因であるのだろう。


コンテストで育んできた人との大切なつながり


神谷 司氏[PANIC]

 2022年に厚生労働省より「現代の名工(卓越した技能者)」の表彰を受けたのは、岡山県のPANIC・神谷 司氏。その礎にあるのはコンテスターとしての功績で、エリアパワーのけん引役としても大きな存在感を示してきた。
 誌面では、技術コンテストに注いできた情熱と、そのことが集客や人材育成など、美容室経営にも結び付いてきたことを説明。また、国内フォトコンの最高峰であるJHAのグランプリを受賞した、子息・神谷 翼氏(SCREEN代表)が美容師を目指すようになったエピソードにも触れている。


常に経営をデザインしてきたイノベーター


宮村浩気氏[AFLOAT]

“モテ髪”というヘアスタイル提案におけるパワーワードを編み出した宮村浩気氏が、AFLOATを開業したのは2000年のこと。今、再び注目浴びている“Y2K”ファッションにも多大な影響を及ぼしているということになるのだろうか。
 その技術力もさることながら、ビジネス的な嗅覚も鋭敏で、常識にとらわれないから、美容師が活躍する可能性も大きく広がる。時代を築いていく強い意志と時代に合わせる柔軟性。それを併せ持った会社組織論は必読。


個の時代に開花した新たな美容サロンのあり方


磯崎康一氏[JEWEL]

 小社より単行本「1人サロンの繁盛法則」を上梓した磯崎康一氏は、経済低迷や業界構造によって苦戦を強いられる小規模サロンの経営者を、小さな店舗で大きな利益を追求する提案で勇気付ける。
 美容サロンの売上が、ますます美容師とお客さまの関係性に左右される方向に進みそうなこれからの時代、美容師は、もっと胸を張って堂々と生きていくべきなのかもしれない。

 4氏それぞれの意見を参考にしながら美容室経営について考えることができる「美容の経営プラン」3月号特集。そして第2特集は、さらにこれから厳しさを増すと目される価格上昇を見越して「高収益メニューのつくり方」をテーマに設定した保存版。

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2023.01.16
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