新しい「リフレッシュメニュー」でエイジング戦略を成功...
髪のボリュームやハリ・コシ、潤い、頭皮環境などに悩みを持つ大人世代にフィットする『頭頭脳(ととのう)プログラ...
頭髪化粧品メーカーの中野製薬(株)(中野孝哉代表取締役社長)は、年頭に当たっての「NEW MESSAGE 2023」を、1月16日(月)10時に、特設のウエブサイトよりオンラインで発信した。
メッセージ動画で中野孝哉社長は、年頭のあいさつを述べた上で、昨今の世界情勢を見渡し、物価上昇に対する賃金問題に言及。「経済成長が進む国で物価上昇は、健全であると捉えられる面もあるが、日本は物価に対して賃金の上昇が追い付いていないのが問題」との見解を示し、「美容業界においても、スタッフの生活水準を高める努力をしていかないと、人材確保が難しくなり、業界自体が衰退していく」と課題を指摘した。
そういった課題を打破すべく中野社長は、前年に引き続き「生活者のサロン体験最大化」をテーマに掲げ、サロンがお客さまの期待値以上のサービスを提供できる価値の向上により、得た利益をスタッフに還元する好循環のサイクルを生み出すサポート体制を強化することを宣言した。
その実践として「NAKANO SUCCESS PROGRAM」と題した伴走型のトータルサポートを以下の通り提示。
①知識・顧客理解(NAKANO BEAUTY METHODを通じて新規客の獲得・リピート率の向上を図る)
②収益向上(NAKANO ONLINE STOREや店販・メニュー活性化提案を通じてサロン収益の向上を図る)
③人財教育(NAKANO BEAUTY COLLEGE・スタッフ教育を通じてスタッフの生産性向上やスキルアップを図る)
④経営サポート(商圏分析や新規出店サポートなど経営に必要な情報・分析・提案を行い経営をサポート)
⑤モチベーションアップ(イベントを通じた新たな気付きを提供しモチベーションアップを図る)
とりわけ「NAKANO BEAUTY METHOD」「NAKANO ONLINE STORE」などサロンサポートのインフラをさらに強化するとともに、新商品リリースとも連動させていくと説明。2月にヘアケアブランド「enu」より『enu バリアミスト MM』、3月にUVケア機能を備えたドライシャンプーシリーズより『セトル ドライシャンプーアイスプラス』、6月には酸浴式ブリーチ『キャラデコ コントロールブリーチ』を発売することを伝えた。
また、先行き不透明な時代を生き抜いていくために必要なスキルと感性を磨き、美容師の可能性を最大化させることを目指したイベントとして「BEAUTY IS ART 2023」を、6月27日(火)、東京ビッグサイト TFTホールで開催することを発表。2021年に続き2回目となる今回は、オンライン教育プラットフォームのパイオニアであるHAIR CAMPとのコラボにより、さらに進化したコンテンツを企画していくという。
最後に中野社長は、生産現場の改善、エコ容器採用、商品仕様の変更によるCO₂排出削減や電気・ガス・水道の省エネといった、サステイナブルに関する取り組みにも言及。「コーポレートメッセージである『日々 美容をともに』のもと、MAKANO SUSTAINABILITY ACTION PLAN(NSAP)を推進し、商品だけなく企業としての信頼を高めていきたい」と結んだ。
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