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国際文化学園が創立70周年記念「感謝のつどい」を帝国ホテルで開催、「十二單」を題材とした記念事業も

 国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校(ともに荘司礼子校長)を運営する学校法人国際文化学園(平野徹理事長)は、5月15日(月)13時より、東京千代田区の帝国ホテルにおいて「学園創立70周年記念感謝のつどい」を開催。学校関係者の他、同校と親交のある多数の理美容業界人が招かれ、約700人が出席した。

多くの来賓を圧巻の平安絵巻でお迎え

 午後1時に開演し、プロジェクトマッピングによる映像でスタート。現代の渋谷から、70年前の渋谷、国分寺が映し出され、さらに時間を遡り平安時代の背景となったところで荘司礼子校長ら衣紋者とお方様が登場。石笛(いわぶえ)奏者・横澤和也さんの演奏に合わせてお服上げが行われた。後方には十二單14領が勢揃いし、圧巻の平安絵巻が描き上げれた。

多くの来賓を圧巻の平安絵巻でお迎え
多くの来賓を圧巻の平安絵巻でお迎え
多くの来賓を圧巻の平安絵巻でお迎え

 その後、荘司校長が改めて登壇し、70年間歩み続けることができたことへの謝辞を述べて祝宴に移行。理容美容業界各団体、理容美容専門学校の来賓が紹介された後、奄美大島唄伝承者である朝崎郁恵さんによるミニライブが行われた。朝崎さんは、歩み続けることの大変さ、尊さを優しく歌い上げ、出席者の感嘆を誘っていた。

▲謝辞に登壇した国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校の荘司礼子校長。
▲全国理容生活衛生同業組合連合会・大森利夫理事長の乾杯発声で開宴。
▲朝崎郁恵さんによる奄美大島唄のミニライブ

70周年記念事業「十二單=襲ねの美」を青山スパイラルホールで一般公開

 なお、5月11日(木)から14日(日)には、創立70周年の記念事業として「十二單=襲ねの美」と題した衣紋ステージを、東京都港区の青山スパイラルホールで開催。毎日8公演、計32公演に、のべ3000人が来場した。

 同ステージでは、邦楽家の本條秀太郎さんらによる典雅な調べに乗って、色鮮やかな十二單のお服上げが展開された。8ステージのうち6ステージは、十二單が三領登場し、「紅梅」「萌黄」「紅葉」などさまざまな襲(かさ)ね色目を披露。

 また2ステージでは、純白の「帛(はく)の十二単」という、皇后陛下のみが神事で見に纏う特別な装束と、お方様を守る警護役の「随身」を用いて、荘厳な風景をつくり上げた。十二單をお付けする衣紋方は、荘司礼子校長を中心に、全て学園教職員が担当した。

70周年記念事業「十二單=襲ねの美」を青山スパイラルホールで一般公開
70周年記念事業「十二單=襲ねの美」を青山スパイラルホールで一般公開
70周年記念事業「十二單=襲ねの美」を青山スパイラルホールで一般公開

 さらに、同じく11日から14日まで、東京都渋谷区の国際文化理容美容専門学校8号館で「十二單体験会」も併催。十二單を実際に身に付けたり、お服上げを体験したりするワークショップなどに関心を抱き、連日大勢の来場者があった   。

2023.06.08
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