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「理美容甲子園2023 第15回全国理容美容学生技術大会」の金賞受賞者が大阪府知事を表敬訪問

(公社)日本理容美容教育センター(谷本穎昭理事長)主催の「理美容甲子園2023 第15回全国理容美容学生技術大会」で大阪地区より選抜出場した中から、2名が金賞を受賞したことについて報告するため、大阪地区理容師美容師養成施設協議会(谷本穎昭会長)が1月19日(金)11時45分に、金賞受賞者を帯同して大阪府庁に赴き、本館3階特別会議室にて吉村洋文大阪府知事を表敬訪問した。

吉村洋文大阪府知事より、お祝いと激励の言葉が贈られた

 全国理容美容技術大会は、理容・美容学校生の技術向上を目的に開催される全国大会で、令和4年度からは毎年大阪で開催され、:“理美容甲子園”の愛称で認知度が高まっている。第15回大会では、全国11地区2032,398人が出場し、地区大会で選抜された175人の選手が、昨年1031日、Asueアリーナ大阪を会場に開催された全国大会に出場した。その結果、全9種目中2種目において大阪地区の選手が金賞を受賞した。

今回の表敬訪問では、金賞受賞された2名の学生と学校関係者が同席した。吉村大阪府知事には、まず金賞を受賞した2名の選手を紹介。理容部門ワインディング競技で金賞を受賞した大阪中央理容美容専門学校の井出凛夏さんは98点を獲得し、美容部門まつ毛エクステンション競技で金賞を受賞したグラムール美容専門学校の佐野麻菜美さんは、見事に100点満点を獲得したことを、競技の様子を映像で見せながら説明した。

対して吉村知事は「井出さん、佐野さん、理美容甲子園の金賞を受賞され、おめでとうございます。約2,400人が参加した中で全国1位という頂点に選ばれたことは本当に素晴らしいことと思います。金賞という全国1位の称号を大阪に持って帰っていただいたことに嬉しく思います」とお祝いを述べ、「これから国家資格を習得され、そして、活躍される。ぜひ、その素晴らしい日本一の技術を持って、理容・美容のお客さまを幸せな気分にしてもらえたらと思います。そして日本の理容・美容のレベルは素晴らしく、世界に向けても活躍してほしい。それぞれの学校で感謝の気持ちを忘れず、プロとしてこれからも頑張ってください」と激励の言葉を添えた。

吉村洋文大阪府知事より、お祝いと激励の言葉が贈られた
▲吉村洋文知事より、金賞受賞者2人にお祝いの言葉が贈られた。

 その後、選手2名が、競技内容や大会での感想、今後の夢などを知事に話した。井出さんは、「私が頑張ったことは、時間より内容。練習で出来上がるたびに、どこが悪かったかを確認して、次に生かした。全国大会は地区大会より緊張したが、普段は競技時間が1分余るくらいなのに、当日は5分も余った。日頃の積み重ねた練習が大事と改めて実感した」と大会を振り返った。

 一方の佐野さんは「私は静岡出身で大阪の技術の高い学校を選んでグラムール美容専門学校に入った。まつ毛エクステンションを見てかっこいいと思い、競技を始めた」と語り、吉村知事に競技説明をするために用意した絵を見せながら「最初は緊張したが、後半はうまくいった。支えてくださり、とことんまで練習をさせていただいた学校に感謝している」と思いを述べた上で「大阪で就職が決まったので大阪で活躍する美容師を目指します」と、将来への意欲を見せた。

 吉村知事は、「細かい作業の中、気持ちを込めた素晴らしい技術です」と称えた後、将来の夢について質問。井出さんは「祖父母の代から両親が一緒に理容師の仕事をしているので跡継ぎをします」ときっぱり答え、佐野さんは「相手の人まで幸せにできる自分のオーラというか、会話や技術で支持していただけるような美容師になりたい」と目を輝かせた。

 最後に吉村知事が「これからも社会に出て第一線で活躍する素晴らしい理容師、美容師になって、頑張ってください」と改めてエールを贈り、記念撮影へと移行した。

▲吉村知事とのツーショットで記念撮影する理容部門ワインディング競技で金賞を受賞した井出凛夏さん。
▲美容部門まつ毛エクステンション競技で金賞を受賞した佐野麻菜美さんと吉村知事。
▲列席者全員での記念撮影。
2024.01.25
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