学校法人古武学園・高津理容美容専門学校(古武一成理事長・疋田康子校長)は、3月4日(月)11時より、大阪府大阪市の大阪市中央公会堂において、卒業式を挙行した。
「責任をまず果たそう。そしてすることが先、とるのは後」というテーマでスピーチ
当日は開式の後、卒業生一人ひとりの名前がクラスごとで読み上げられ、疋田校長から総代に卒業証書が授与された他、成績優秀者に各賞賞状や賞品が授与された。
続いて、式辞に登壇した古武理事長は「卒業生の皆さまご卒業誠におめでとうございます」と述べた上で「責任をまず果たそう。そしてすることが先、とるのは後」というテーマでスピーチして、はなむけの言葉とした。
同理事長は、今社会は急速にコロナ以前の正常化に戻りつつあるとした上で、物価の高騰に対して労働者の賃金アップが追いついていない現状に言及。「美容室のオーナーも、自分の収入やスタッフの給料を上げたいと考えているが、お客さまからはより多くの料金をいただくためには、接客も含めて上手い仕事ができなければならない」と提言。「美容師は、自分で積極的に練習を積んで良い仕事ができるよう、まず自分自身で練習すること」とプロとしての心得を説き、「まずは行動してみることをお願いしたい。就職したらそれぞれの職場でまず自分を磨いて良い仕事ができるようになって、通ってくださるお客さまや仲間たちに囲まれて素晴らしい人生を送っていただきたいと願っております。あなた自身の幸せな人生は、あなた自身の行動からなるということです」と激励した。
2024.03.21