令和5年度「全美商連近畿ブロック」「大阪美容器具卸商協同組合」合同総会

菊池理事長から、「第10回アジアビューティエキスポ」大阪開催に向けて、一年を切っての協力要請

　全美商連・近畿ブロック総会は、総合司会を吉田祥隆副理事が務め、司会者指名により須山裕二理事が議長席に着いて定刻にスタート。第1号議案「全美商連報告」では、菊池理事長が①第10回アジアビューティエキスポ、②ビューティユニティフェスティバル、③USEN商材連携の三本柱について具体的に報告した。

①第10回アジアビューティエキスポ
　2025年6月16日（月）・17日（火）の2日間、大阪府大阪市のインテックス大阪で開催するに当たり、6月14日（金）東京で出展説明会を行い、リアルで70社弱、オンラインで100社弱が参加。「前回より出席者数が増え、関心の高さが窺え、好感触を得た」とした。

　「今回は初めて東京を離れての開催であるが、全美商連をあげて全力で取り組み、大成功を収めたい」と強い決意を見せ、「そのためにも、ぜひ、地元である近畿ブロックの皆さまのお力添えをお借りして成功を収めるよう頑張っていく」と協力要請した。また、大阪・関西万博に、タカラベルモント（株）と（株）ミルボンが出展することに触れ、「大勢の美容師さんが来場される見込みがあり、その相乗効果を発揮できたら」と期待した他、アクセスの良さと円安もより、海外からも多くの来場者が見込めるとの見解を述べた。

　続けて、パンフレットに沿って開催概要を説明。プレイガイドを今年11月、来年2月、5月と、計3回発行し、11月15日には出展者説明会と記者発表会を予定していることも伝えた。12月2日からチケット販売スタート。最後に「第10回という節目の開催を今やれることを出し切って、次世代に繋げるエキスポを目指す」と意気込みを述べた。

②ビューティユニティフェスティバル
　昨年度は、12,000セット完売。5,000枚ポスター制作。近畿ブロックには2,000セットと1,000枚のポスターを完売したお礼を述べ、今年度の販売協力を要請した。

③USEN商材の連携
　前期は年間1,200契約（月100契約）を目標にしてきたが、実績は245契約となった。今期は365契約（月30契約）を目標に協力要請。「対策としては、Wi-Fi契約でディーラーの売上になるようにこぎつけた。『USEN AIR（4G）』と『USEN AIRリミテッド（5G）』を新たに全美商連独自で契約がとれるようにした」と報告。

　他には、組織について3月末時点で組合員は224社と報告。「東京都ビューティサプライ協同組合が定款を変更して、単組を持たない近県に加入可能エリアを広げ編入体制ができ、大阪、愛知に続いて東京と3か所からの受け入れ体制ができた。これにより、代替わりや新規参入で組合に参加したいという経営者がいれば、柔軟に対応し勧誘活動をしてほしい」と訴えた。

　この後、第2号議案「令和5年度近畿ブロック活動報告」、第3号議案「令和5年度会計報告」と続き、第4号議案では「単組報告」として、大阪美容器具卸商協同組合通常総会が行われ、上程された4議案はいずれも承認された。

　議事終了後、17時30分より、会場を551蓬莱パンチャン店に移し、懇親会が行われ、メーカーも参加して親睦が図られた。

▲全美商連・菊池浩市理事長より全美商連報告。

▲冒頭、あいさつするブロック長兼大阪美容器具卸商協同組合・小西隆雄理事長。