JBCA 2024年第2回全体総会で、東京エリアの会員にも「ビューティファイ」を提唱

8つのコンテンツで新概念の確立へ

　冒頭、司会を務めるJBCA顧問の野島 朗が、総会前の会合で話題になった“能力開発と能力発揮”の言葉を用いながら、昨今の美容サロンにおける教育の現状を説明。国の施策やコロナ禍の影響でいろいろな働き方が出現する中で、JBCAが担うべき役割を問い掛け、板倉理事長にバトンを渡した。

　板倉理事長は、同協会の当初の目的である、美容師とお客さまの架け橋となるビューティ・コーディネーター（BC）の育成を能力開発と位置付けた上で、美容サロンにおける収益の構造改革にはBCだけでなく美容師自体がこれまで以上に能力を発揮する必要があると提言。

　サロンの従事者全てがお客さまの美に向き合う新たな概念として「ビューティファイ（Beautify、美しくする・美化する）」へのシフトチェンジを打ち出し、「学び」「情報」「交流」の3本柱に基づく8つのコンテンツを説明。

 「ビューティファイ」を実践するためのプラットフォームとしてJBCAを機能させていくことを訴え、事業展開やイベント開催など、具体的な計画を発表し、ゴルフコンペなど、遊びで生まれる交流の効果も重要視していきたい、との意向を示した。

▲JBCAの今後について熱弁をふるう板倉雄三理事長