（株）セブンツーセブンの代理店組織が「2024年全国セブン会総会」開催

宮副 健新社長就任と新体制を発表

   冒頭、あいさつに立った宮副 洋社長は前月に「2024オーナーセミナー」を開催し、多数の参加があったことに対して代理店にお礼を述べた後、11月20日で宮副孝夫会長が退任することを発表した。そして、11月21日からの新体制として、現社長の宮副 洋氏は取締役会長へ、代表取締役社長には宮副 健氏が就任すると発表。宮副 洋社長は「社長に就任して12年間皆様のご支援を賜り、本当にありがとうございました」と謝辞を述べた。

　代わって宮副 健代表取締役社長があいさつに立ち、代理店に日頃の取引に感謝を表し、「私は2003年に弊社に入社後、営業職以外の職歴を歩んできたが、これからは弊社と代理店とヘア＆フェイスサロンと共に歩んで行く」と所信を述べたうえで、令和7年度企業目標は『何事においても再検討し不易流行の年』＜改新期＞と発表。今後の展望について「新しい発想で考え、皆様の意見を取り入れながら、力強く前進していく所存。今後とも代理店の皆様の温かいご支援、ご鞭撻を宜しくお願いします」と新任のあいさつを述べた。

　続いて、藤原泰浩営業部長から「2025年度営業部方針」が発表され、全国セブン会の指針を「1.販売代理店は年間10店、新規代理店は初年度30店のサロン開拓。2.髪メンテ、新頭皮ケアメニュー『創髪プログラム』の推進、拡販」と発表した。昨年発売した「髪メンテトリートメントシステム」は好評を得ているとし、来年度は「髪メンテヘアミルク」と「髪メンテヘアオイル」のアウトバス２品を追加発売し、ホームケアでより髪メンテの効果を持続してもらうために店販用として発売する。次に2025年度２月３日に「客単価アップ」と「高収益」を両立した頭皮ケアメニュー「創髪プログラム」を新たに発売するとした。コンセプトは、①10年後、20年後もスタイリング、ヘアカラーを楽しめる頭皮ケアメニュー。②仕上げ前の10分でできる頭皮ケアメニュー。ターゲット層は40代以上で髪のボリュームを求める世代をターゲットとしている。工程は３ステップで、ブラシシャンプー（スカルプブラシでシャンプーマッサージ）、養毛料塗布、ヘッドスパ機器を使用したヘッドスパで、仕上げ前の10分間でできるボリュームアップメニュー。使用製品は、複合型機能ヘッドスパ機器「ヴィステムグロウ フラム」（EMS×ポレーション×揉み）をヘッドスパで使用。トリプル幹細胞培養液の養毛料「ヴィステムグロウ スカルプ セラムSC」。頭皮と毛穴の洗浄とマッサージ効果のある「ヴィステムグロウ スカルプブラシ」の３品を新発売すると発表した。これらは創髪プログラムメニューで使用するが、店販用としても販売される。来年度は『髪メンテ』と『創髪プログラム』を活用してサロン開拓を積極的に取り組んでほしいと提案した。

　この後、全国セブン会運営について説明が行われた後、ヘア＆フェイステクニカルコンテスト「ユナイト賞」の表彰式が行われ、１位の（株）フォークス、２位の（有）ミナト、３位の（株）パブリック美容商事各社がそれぞれ表彰された。

　最後に、元阪神甲子園・球場長、元阪神タイガース常務取締役球団本部長の竹田邦夫氏を迎え、「プロ野球経営～球団フロントの苦楽～」と題した特別記念講演が行われた。終了後は懇親会へと移行した。

新社長就任の宮副 健代表取締役社長のあいさつ。

ヘア＆フェイステクニカルコンテスト「ユナイト賞」の表彰式。