主催/資生堂プロフェッショナル(株)(兵沢清美社長)
日時/2018年3月12日(水)13:00
場所/ザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区)

方針発表会、コンテスト、セミナー、ヘアショーが一体となったイベント「SHISEIDO PROFESSIONAL Beauty Congress 2018」が開催され、日本を含めたアジア8つの国と地域から、約1,600人が集結した。

日本国内向け方針発表では、まず兵沢清美社長が登壇。昨年発売した新製品が軒並み好評だったことに触れ、特に伸長が著しかったメンズ向けブランド『THE GROOMING』について、サロンの新しい市場の創出に貢献し、スキンケアのアプローチがより領域拡大につながると説いた。2018年の重点ポイントとして、(1)ヘアカラーのハード&ソフトを強化、(2)グルーミング文化をヘアサロンに定着、(3)感動体験の創発の3つを挙げ、活動テーマ「THE HAPPY STAGE EVOLUTION」を発表した。

この重点ポイントを受けて、具体的な経営戦略を朝妻久恵常務が説明した。ヘアカラーについては「PLAYFUL HAIR COLOR」と銘打ち、20代(MIND20)には新製品の『プリミエンス バイブラントカラー』『カラーミューズ』を通して個性を引き立たせるデザイン提案、大人女性(MIND30)には高彩度が追加される『プリミエンス エンリッチ』で付加価値あるメニュー提案。メンズは、ヘアのみならずスキンケアに注力。年間を通した提案構築で、グルーミング文化のさらなる定着を目指す。感動体験の創発は、同社が指定する「シンボリックサロン」と目指す3つの目標に、ヘアカラー客単価30%増を追加。単価UPに加えて、新規再来店率のアップと店販売上げの向上を掲げた。

「ビューティーイノベーターアワード 2017」グランプリ発表では、カラークリエーション部門・水野慎也氏[Bilancia]、トータルクリエーション部門・梶原賢志氏[Skyward]が選出され、その後、アジア各国のグランプリとともに表彰された。

ビジネスセミナーでは、最先端デジタルを駆使したクリエイティブ作品で注目のライゾマティクス・齋藤精一氏、ヘアショーでは原田 忠氏をはじめとした4つのステージが展開され、国内のみならずアジア各国の美容師に刺激を与える1日が終了した。

▲2018年の基本方針を発表する兵沢社長
▲最先端のデジタル技術とクリエイティブの融合を紹介するライゾマティクスの齋藤氏
▲来場者の度肝を抜いた原田氏の圧巻のステージ
2018.03.12
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