• トピックス

HAIR MODE 2016年4月号 誌上コンテスト結果発表

若手ヘアデザイナーの育成とスキルアップを目指し、厳正な評価を行なっている同コンテスト。
1962年の幕開け以降、54年の歴史のなかで多くの著名スタイリストを輩出してきました。時代性があるか、テーマが反映されているか、シンプルに構成されているか、モデルに似合っているか――。これが、コンテストの趣旨となっています。自分の基礎力を見つめ直したい、力を試したいという方はぜひ挑戦してください。

課題

質感をミックスしたスタイル

総評

その質感に必然性はあるか? 準佳作の前半までに掲載されている作品は、ヘアカラーでも質感を強調していたり、カーリーとウエットなど極端な質感をひとつのヘアデザインに盛り込んだりしながら、見どころのある仕上がりを追求していました。テーマを大切にしながらも、ヘアデザイン自体の完成度を追求しようとしていて、質感がミックスされていることにヘアデザイン上の必然性があるように感じられました。デザイン構成としてオリジナリティがあるし、意識的に作品づくりに取り組んでいるということが伝わってきておもしろかったです。ただ、その質感が写真に撮ったときにきれいに見えていなかったり、モデルへの似合わせという点でもう一歩だったり、という理由で月間賞が出ませんでした。一方、後半や選外の作品は、意欲的ではあるものの、ヘアデザインがその質感である理由がないというか、もっとふつうの質感におさまっていたほうが魅力的なのではないかと感じさせられました。スタイリング剤をつけたり、巻いたりして「何かしなければ」という思いが先行してしまっているように思います。これは常日頃テーマを与えられなくても、どういうものをつくってみたいかという自分の中のストックがどれだけあるかの問題だと思います。テーマが出たからそこに合わせて寄せていくより、自分の中にあるストックから、テーマに向いているものを選ぶくらいの、引き出しの準備をしておくことが大切です。 『HAIR MODE』編集長 小池入江

佳作

林 佐知子 SHISEIDO(東京都港区) 高山美容専門学校卒(美容歴9年)

佳作
佳作
編集長からのコメント:
応募作の中では、デザイン構成力と似合わせ力が頭ひとつ抜きん出ていると思います。フロントの厚みや曲線的なフォルムと、サイドにかけてワッフルアイロンでドライに仕上げた軽い質感とのコントラストが正面から見ても主題となってきいています。フロントとサイドをつなぐサイドバングでうまく質感を移行させていて、繊細に仕上がっています。ヘビーサイド側があと一歩。少し無理のある構成です。

佳作

福池千鶴 star SHISEIDO(東京都港区) 山野美容芸術短期大学卒(美容歴9年)

佳作
佳作
編集長からのコメント:
フロントとバックで質感をつくり分けているのがおもしろい。ただ、写真で伝え切るにはコントラストが弱い。撮ったときの見え方の研究を。ライトサイドから見ると、バックトップのボリュームと、すその毛先のブラントに切ったような外に向かう鋭角的な毛流れとのバランスが良いです。しかし、逆サイドは丸くすそが収まるようにつくっていて、どう見せたいのか落としどころがいまいち見えていないのかなと思います。
2016.04.01
share
「Zenkon Contest 2021 全国大会」...

「Zenkon Contest 2021 全国大会」...

 伝統ある婚礼文化と技術の継承・普及を目的に活動する職業訓練法人 全日本婚礼美容家協会(田中雅子会長、マリー...

関西No.1デザイナーを決める「MIRARERU p...

関西No.1デザイナーを決める「MIRARERU p...

 大阪に本社を構える美容ディーラーの㈱リーディアル(橋本健治社長)は、「MIRARERU project(ミ...

magazine

pagetop