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本日、12月13日「美容室の日」

 本日、12月13日がどんな日であるか。「今日はなんの日」をテーマにしたサイトの多くでは「美容室の日」が列挙され、テレビの情報番組の冒頭で紹介されることもある。「美容室の日」は2003年に、西洋髪結代表の正宗 卓氏が、1年の終わりの月である12月に、美容サロンが利用客に日頃の感謝を表す日として制定したもの。13日は数字の「1」と「3」を組み合わせるとBeautyの頭文字である「B」の形になるという語呂合わせだ。

美容師ができる社会貢献運動も実施

「美容室の日」の普及運動として創設者の正宗氏は、割引や特別メニューの提供、粗品の贈呈など、何らかの形で美容サロンのお客さまに感謝の気持ちを表すサービスを行おうと呼び掛けている。同氏が経営する西洋髪結においては毎年、指定メニューの半額サービスを実施。しかも会員カードのポイントは通常の価格で付与している。最近では「美容室の日」が同サロンの顧客に浸透してきたことから、予約の集中を避けるため、サービスの実施期間を広げて対応し、好評を得ているという。

 顧客に感謝の意を表す日である「美容室の日」は、美容サロンが社会に対しての感謝の意を含んだ社会貢献を行う日という一面も持っている。顧客へのサービスと同時に行っているのは募金活動。盲導犬育成に役立てる寄付金として、美容サロン1軒当たり1000円の募金を呼び掛けている。併せて店舗への募金箱設置も推奨。これは正宗氏がたまたま盲導犬を題材としたドキュメンタリー番組を見たことがきっかけであったが、美容業も教育産業であると考える同氏にとって共感を覚える部分も多く、資金面での課題を抱える盲導犬育成の協会を何とか支援したいという思いが強まって、募金の呼び掛け運動へと発展した。

 昨年(2020年度)は45万4,877円の募金が寄せられ、「美容室の日」を制定した2003年から18年間の累計は955万4,490円。
  ※盲導犬フィギュア付募金箱設置のお問い合わせ 03-5367-9770(全国盲導犬施設連合会事務局)

美容師ができる社会貢献運動も実施
▲「美容室の日」を制定した西洋髪結代表の正宗 卓氏。
(2019年12月13日に西洋髪結店舗で撮影)


2021.12.13
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