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9月19日に逝去した、ACQUA会長・綾小路竹千代(本名・長澤 剛)氏の「お別れの会」が、(株)アクアアーティスティックアソシエーション代表取締役の青山正幸氏が実行委員長となり、11月14日(月)13時より、東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデンで執り行われ、多くの参列者が故人との最後のお別れに訪れた。
会場内の献花台には、美容サロンのセット面が組まれ、セット椅子の脇には故人のトレードマークである帽子とシャツ、愛用の美容道具が供えられた。大スクリーンには、生前のドキュメンタリー映像が流され、参列者に綾小路氏の最期の肉声が届けられた。
また会場の傍らにも、故人の遺品や思い出の写真、関連記事が載った雑誌や著書などが展示された。
当日掲示された妻・長澤千誉さんのメッセージによると、綾小路氏は、今年2月に還暦を迎えた矢先に下咽頭がんが見つかり、声帯機能を失う手術を受けることになりながらも、生涯美容師を貫くという強い意志をもって闘病生活に臨んだ。術後、一度は体調が落ち着き、現場復帰へ向けてのリハビリにも挑んでいたという。
▲会場内に展示された綾小路さん縁の品々
また、会場スクリーンで上映された映像は映像クリエイターである長女・長澤和音さんの制作によるもの。「声帯を失う前に自身の声を形に残したい」という綾小路氏の希望を受けて撮影を始めたという経緯が、千誉さんのメッセージと並んで綴られた。
「綾小路竹千代物語」をタイトルとした映像は、綾小路氏の肉声部分のみが会場で流されたが、青山正幸代表をはじめとするACQUAスタッフや旧メンバー、ZUSSO時代を共にした西本昇司氏、そして妻・千誉さんなど、関わりの深い人々が綾小路氏の人物像を語っている。
和音さんは、「より多くの人に映像を届けたい」との思いから、YouTubeで公開している。
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