（株）田谷、恒例の「新年式」は式典のみで開催

顧客を最大限リピートさせることが本当の意味での集客

　昨年に引き続きパーティーは行わず式典のみを挙行。新年のあいさつに立った同社・田谷和正会長は「世の中のDX化は着実に進んでおり、美容業界も変革が求められるが、お客さまへのサービスは、全てオンラインとすることは不可能。人と人がふれあう生身のコミュニケーションが大切。社内の管理業務がデジタル化で軽減された時間の余裕を、お客さまを笑顔にするための店磨き、技磨きに費やしてほしい」と社員に向けて訴えた。

▲年頭あいさつで目標数字を提示する田谷和正会長

　その上で「集客において新規顧客の獲得ももちろん大事だが、顧客を最大限リピートさせることが本当の意味での集客」と唱え、リピート率85%以上を目標として掲げた。

　その後、社内コンテストの上位入賞者や永年勤続者、業績上位スタッフおよび店舗の表彰が行われ、クリエイティブチームによるヘアショーへと続いた。

　なお当日は関東エリアの社員を対象とした開催で、翌日は関西、翌々日は九州でも同様の式典が催された。

▲コレクションの舞台裏を表現したクリエイティブチームのヘアステージ。