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NICHIBI GRADUATION STAGE 2023

 日本美容専門学校(阿部博人校長)は、3月9日(木)・10日(金)の2日間、15時30分より、東京都渋谷区のこくみん共済 coop SPACE ZEROにて「NICHIBI GRADUATION STAGE 2023」を開催。卒業年次生によるトータルヘアショーの開催は3年ぶりとあって、会場は大いに盛り上がりを見せた。

2年間の学びの集大成を魅せるトータルヘアショー

 会場には在校生に加え、美容業界関係者、そして4月から入学する新入生が多数出席。冒頭、熊木 徹副校長が登壇し、卒業年次生たちがコロナ禍で入学したことの大変さや、コロナをきっかけにデジタル化の授業など、新しい形式を取り入れたことなどを振り返った。4月から入学する新入生に向けても、2年後には同じようにステージをつくってもらうことになると示唆した上で、何かを感じ取ってもらいたいと伝えた。


▲卒業年次生や新入生に向けて想いを述べる熊木 徹副校長。

 続いて、同校の教職員で構成されている「日美アーティスティックチーム」による2023年ニューヘアモードが動画で発表された後、ヘアショーがスタート。

 今回のヘアショーは「Power Of Beauty 〜すべてが輝く未来へ〜」がテーマ。全ての人が輝いていける、そして自分自身も輝けるようにとの意味が込められているという。ステージは、昼間生と夜間生を6グループに編成し、ヘア・メイク・コスチューム・構成・演出・音響・照明・映像など、全て一から学生たちがつくり上げた。


▲ヘアショー実行委員のスピーチ。

 39(木)のステージでは、約2時間の3部構成で、第1部「Ringua Franca」から始まり、第2部「レンサ」、第3部「Creepy」が披露された。

 「Ringua Franca」では、その言葉通り異なる人同士が意思疎通を図るために共通点を見つけて、異文化やセクシャルな面の違いを認め合う、多様性の共存を主張。

 続く「レンサ」は、完成したモデルが施術者へと変わっていく繰り返しにより連鎖を表現する手法で観客を魅了。表情がモデルから施術者の顔つきに移ろう変化も楽しませた。

 そして「Creepy」では、女性のモデルを坊主頭に近い髪型に刈り上げるという大胆な演出を選択。11人の作品が集まることによる奇妙さや美しさの融合により、独特の世界観をつくり上げ、観客の目を釘付けにした。

 「Power Of Beauty 〜すべてが輝く未来へ〜」というテーマに対し、卒業年次生たちの2年間の学びの集大成として自分たちの思いを形に、美容にかける強い想いが感じられるステージとなった。

2年間の学びの集大成を魅せるトータルヘアショー
▲実際のステージの様子(レンサのステージ)。
2023.03.15
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