「髪色自由化プロジェクト」が発足

すべての人が自分らしい髪色で働ける社会を目指す

 「髪色自由化プロジェクト」とは、多様性に寛容で、より自由な風通しの良い社会の実現に貢献することを目指す取り組み。5月15日（月）に東京都港区のベクトルスタジオにて、その発足発表会が開催された。

　発足にあたっては、アドビ（株）、（株）パルコ、（株）MIXIといった企業がすでに賛同を表明しており、加えて同プロジェクトのサポーターとして、スキージャンプ選手の髙梨沙羅さんが就任。発表会では、髙梨さんが登壇し、髪色を自由に楽しむことが競技のモチベーションアップに繋がるとコメントした。

　同社の調査によると、髪色規定のある企業は約74％（8業種）。対して、お店や取引先企業が自由な髪色でも気にしない人は90％以上。社会人として重要視されているのは髪色よりも、むしろツヤやまとまり感といった清潔さであることも明らかとなった。

　従業員が個性を発揮できる環境を企業が提供することは、エンゲージメントの改善や採用にもプラスに働き、ひいては事業全体に良い影響をもたらすと同社は考えており、今後も賛同企業を広く募っていく。