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NPO法人日本毛髪美容学会第16回学術大会 国際美容鍼灸学会合同大会

 NPO法人日本毛髪美容学会(池本卯典理事長)は、「第16回学術大会」を国際美容鍼灸学会(上田隆勇代表)と合同大会として2月17日(月)・18日(火)の2日間にわたり、京都府京都市のエクシブ京都八瀬離宮で開催した。

2日間にわたり充実した内容で行われた合同の学術大会

 同会は昨年に引き続き、国際美容鍼灸学会と合同の学術大会を開催。当日は両会の会員が参加した。初日はNPO法人日本毛髪美容学会の矢山和宏理事の開会あいさつでスタート。大会の第1講座は、(一社)日本毛髪医科学研究所の平山智公理事長が、「~センブリについて~HPLCによるオレアノール酸分析法の検討と市場品育毛剤の分析」と題し、オレアノール酸の解説を中心に「薬用育毛剤・レイソー富貴神」に含まれるオレアノール酸の分析を市場品育毛剤と比較した結果、レイソー富貴神が多く含まれ、育毛効果が高いことを実証した。続いて、第2講座は、国際美容鍼灸学会発起人・東西医学統合研究所の上田隆勇代表が、「プロが知っておきたいツボを使った頭皮血流改善法」と題し、頭皮血流の簡単なツボと首肩や頭皮が緩むツボを使ったマッサージケアをモデルを起用して実践で紹介した。第3講座は、管理栄養士・健康自然食料理教室エコロクッキングスクール指導講師の加藤初美氏が、「美食同源~健康美人を作る食習慣~」と題し、“玄米”を中心とした日本型食生活のメリットなどについて詳しく解説。初日最後の第4講座は、野村皮膚科医院の野村有子院長が、「脱毛症で悩む患者様が来院したとき~脱毛症の最新治療を含めて~」と題し、脱毛症の原因、症例、改善へ向かうその診断と指導のコツを、皮膚科の立場から最新治療を含めて発表した。

 2日目の第5講座は、皮膚科岡田佳子医院の岡田佳子院長が、「私の美容皮膚科Ⅱ」と題し、30年間美容皮膚科医院を経営してきた経験談のお話しを中心に消費者とのコミュニケーションや心がまえなど長年に亘る豊富な知識と経験を分かりやすく解説した。第6講座は、ヘアー&エステ ワイズヘアーサカモトの谷口雅人店長が、「育毛に悩んでいる人の特徴とそのお客様の接し方について」と題し、①「育毛に悩んでいる方=薄毛の方」というわけではない。②一番大事なのはお客様との信頼関係。③長いスパンをかけて一緒に育毛活動をしていくことなど、サロン現場から生の声を発表した。第7講座は、高橋治療院の高橋和彦院長が、「レイソー富貴神と鍼灸治療で全頭型円形脱症が改善した一症例」と題し、30代女性の全頭型円形脱毛症に対し、レイソー富貴神と鍼灸治療を併用した経過を患部写真ととともに経過報告した。第8講座は、Amoute-アムティ代表HIRO 横井拓徹店長が、「薄毛の方の似合わせカット」と題し、薄毛を隠すヘアアレンジから薄毛の方の似合わせカットをテーマに実技セミナーを行った。最後に、国際美容鍼灸学会発起人 上田隆勇代表のあいさつで充実した2日間のプログラムを終了した。

 

2日間にわたり充実した内容で行われた合同の学術大会
▲開会のあいさつを行うNPO法人日本毛髪美容学会の矢山和宏理事。
2日間にわたり充実した内容で行われた合同の学術大会
▲2日間に亘り、熱心な勉強会が行われた学術大会。
2日間にわたり充実した内容で行われた合同の学術大会
▲参加者全員の記念集合写真。
2025.02.27
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