「シュワルツコフプロフェッショナル」「資生堂プロフェ...
シュワルツコフプロフェッショナルと資生堂プロフェッショナルの両社の事業を展開するヘンケルグループ(ピーター...
新ヘアカラー剤発表会とセミナー
東証一部上場美容メーカーのコタ㈱(小田博英社長)は7月27日㈪に京都市の京都劇場で、翌28日㈫には東京都渋谷区のヤマノホールにて、新ヘアカラー剤『MOCAREDE(モカレド)』の発表会と、同カラー剤の監修を務めたカラリスト・西海洋史氏(CALON)による特別セミナーを開催した。
『MOCAREDE(モカレド)』はMODE(モード)とCARE(ケア)を組み合わせた造語で、同社が約5年前から開発を進めてきた。西海氏が携わったのは約3年前。冒頭、挨拶に立った山崎正哉取締役は「西海氏の全面的な協力をいただき、低アルカリでありながら素晴らしい発色を実現するカラー剤が完成した。業界トップの製品に仕上がったと自負している」と述べ、開発を主導した同社研究部課長・酒井一真氏は「直接染料ではなく酸化染料を用いて“輝きを放つ鮮やかな発色”をテーマに研究・開発を進めてきた」と製品化までのエピソードを交えながら「MOCAREDO」の概要を説明した。
続いて登場した西海氏は「今、お客様が求めているカラーは『ぱさつきやすい既染毛をきれいに発色させる』『繰り返し施術を受けてきたカラー毛をダメージなしで染める』の二点に集約される。それらのニーズに応えながら、頭皮に対する刺激を抑える事に成功し、カラー後の髪の手触り感が良好なカラー剤」と話し、「お客様にも美容師にも、色が出る楽しさ、喜びが感じられるカラー剤ができたと思う」と述べた。
また、西海氏はヘアカラーメニューでサロン売上を伸ばすというテーマで持論を展開。「リタッチをやっている限り、売上は伸びない。サロンカラーだったお客様がホームカラーへ変わっていく理由の一つにも、サロンでのリタッチがある。それと、時短。90分だった施術が85分になったとしても、お客様は時短だとは思わない。70分にまで短縮できれば実感していただけるが、5分や10分程度の短縮は理解してもらえない。リタッチをリングルカラーに変える、シングルカラーをホイルワークに変える、カラーメニューにツヤの出るカラーメニューを加えるだけでサロンの売上は上がる」などと語り、受講者は熱心にメモを取っていた。
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