第17回ミラーリング発表会／早稲田美容専門学校

　早稲田美容専門学校（小倉規布佳校長）は7月23日㈭午後1時30分より、東京都新宿区の新宿文化センターにて「第17回ミラーリング発表会」を開催した。
　この催しは年に一度、二年生が中心となって同校最大のヘアイベントとして行なわれており、美容専門学校への進学を考えている高校生やその保護者を中心に在校生や卒業生、サロン関係者など多数が訪れた。
　冒頭、挨拶した小倉校長は「昨年のミラーリング発表会では6期生の高木琢也さん（原宿のサロン『OCEANS TOKYO』代表、今年に入り月間指名売上1,200万円以上を記録した話題の人気スタイリスト）にご登場いただいたが、今年は9期生の松本拓馬さんに卒業生ステージへの出演をお願いした。今日お越しいただいた高校生の皆さんには、これから始まるステージをじっくりとご覧いただいて、是非とも私たちと一緒に早稲田美容専門学校で学ぶきっかけにしていただければ」とメッセージを送った。
　ステージは松本拓馬さん（AKLOS）による卒業生ステージで幕開け。複数のメンズモデルをスピード感あふれるカット技術でつくり上げて会場の熱を温めると、在校生によるブライダル、カットフリースタイル、カットセッション、ヘアメイク、小倉・桔梗流（着付）と各部門に分かれたステージが次々と展開された。中でもカットセッションは同校独自のパフォーマンス（登場者全員が一糸乱れぬ統一されたカット所作を繰り広げ、観る者はその不思議な魅力に取りつかれる）が毎年受け継がれており、今年も独特のグルーヴ感が生み出す快楽性に満ちたステージを披露した。これは相応のトレーニングが無ければ実現できない演出でもあり、日頃の練習の成果が見事に結晶した。