ニューライン講習会　／HCF

　Haute Coiffure Francaise du JAPON（HCF、藤井静児会長）によるニューライン講習会が３月２日㈪午後２時30分より大阪市のル・トーア東亜美容専門学校グランドホールにて、翌３日㈫午後４時より東京都新宿区のアリミノホールにてそれぞれ開催された。

　今年は２月15日にパリのカルーセル・ド・ルーブルにてニューライン発表会が開催された事を受けて、フランスからニューライン制作委員のローラン・ドゥクルトン氏を招へいして行なわれた。

　藤井会長は開会の挨拶の中で、ドゥクルトン氏について「あらゆるコンクールを総なめにしてきた実力者で、撮影などスタジオワークにも長け、パリのオペラ座に出演している女優たちのヘアも担当している。HCF本部を担うアートディレクター」と紹介し、ステージが始まった。

　同氏は日本人モデルを使ったサロンヘア４パターン（ロング、ミディアム、ショート、メンズ）と、外国人モデルを使ったクリエイティブなヘア３パターンを披露。創造力を遺憾なく発揮した後者は圧巻のセンスとクオリティを表現し、満員の来場者へ向けて「一生懸命勉強し、一生懸命仕事する事が大切。サロンヘアもアーティスティックなヘアも美術的な表現、クリエーションを大事にしている。この仕事をしていく上では、より敏感な感性と、あらゆる事に好奇心を持つ事が重要」とメッセージを送った。

豊かな創造力と表現力を披露したローラン・ドゥクルトン氏
（右から二人目）