オール金賞サロン会　／コタ㈱

　コタ㈱（小田博英社長）は１月26日㈪午前11時30分より、京都府京都市のホテルグランヴィア京都　古今の間にて、平成26年度のオール金賞サロン会を開催した。

　同社は、「美容室経営の近代化」をうたい、取引サロンを経営面からも積極的なフォローを行なっている。サロンごとに、規模や成長段階に合わせ、売上高だけでなくメニュー比率や生産性、客単価など細かな目標値を設定しており、この月間目標値を全て達成すると「月間オール金賞」、年間目標値を達成すると「年間オール金賞」、さらに全月間目標値と年間目標値を達成すると「年間オール金パーフェクト賞」として称され、該当サロンは年に一度の当会に招待される。

　冒頭、挨拶に立った小田社長はまず、今年の干支「乙未（きのとひつじ）」について解説。「吹いた芽が真っ直ぐ伸びるよう、必要な枝を残し不要な枝を掃うべき時」とし、不要な枝の伸びすぎた「末世」でなく、実りある「未来」へつなぐ年にしようと呼びかけた。また昨年を振り返り、春先に消費税増税の影響があり、年末にそれをカバーしきれなかったサロンが多かった旨を述べた。

小田博英社長の挨拶

　続く表彰式では、厳しい状況下でも確実な成長を遂げた月間オール金賞352軒、年間オール金賞28軒、年間オール金パーフェクト賞9軒が発表され、受賞者たちは誇らしげに檀上に並んだ。

　次に、受賞サロンの中を代表して、愛知県の㈲TEN・下田雅人代表と伊藤純平店長が講演を行ない、“人”を中心に置いたサロンづくりを紹介。入社3年目でも店長を任せる、寮を備える、合宿で寝食を共にするなどの取り組みを語った。

　その後、受賞者たちは２時間半の懇親会で健闘を称え、新年の決意を語り合った。

表彰式の様子