「シュワルツコフプロフェッショナル」「資生堂プロフェ...
シュワルツコフプロフェッショナルと資生堂プロフェッショナルの両社の事業を展開するヘンケルグループ(ピーター...
滝川㈱(滝川睦子社長)は8月6日㈬午後12時30分より、東京都台東区の東天紅上野本店において滝川奨学金制度 第2期サマースクール実施報告会を開催した。
同社は2012年に、東日本大震災の被災者に対する奨学金制度を設立。2013年に第1期奨学生9名、2014年に第2期奨学生9名が理美容師になる夢の実現のため、返金不要の奨学金を受けて専門学校に入学し、勉学に励んでいる。
このたび開催されたサマースクールは同奨学金制度の一環で、昨年に引き続き研修施設「伊豆ビューレック」(静岡県伊東市)において合宿形式で行なわれたもの。奨学金の趣旨に賛同する全国美容週間実行委員会の協力を得て、奨学生の計18名が2泊3日の学習と寝食を共にし、理美容への夢と志を高め合った。
報告会で滝川社長は、「震災に遭っても夢を諦めなかった、その負けない心は夢をさらに強くしたと思う。負けない心で進み、魅力ある理美容業界をつくっていく人に育ってほしい」と挨拶した。
サマースクールで講師の1人を務めた西原清隆氏(美容週間2014年度実行委員長)は、「皆さんの成長は目覚ましかった。中でも、美容週間から参加した7人のうち、アシスタント3人は近い将来の見本になったという感想が多かった。この合宿は、未来の扉を開ける鍵となる体験だったのでは」と述べた。また同氏は、奨学生同士が深夜まで練習に付き合ったり、夢を語り合ったりなど、サマースクールで深まった絆についても触れた。
奨学生からは、「実際の営業での仕事ぶりが勉強できた」「アシスタントさんのフォローの仕方が参考になった」「自分の目指す将来像がより具体的になった」と、合宿の充実ぶりを伝える感想が数多く聞かれた。
来春に専門学校に入学する第3期奨学生については、11通の応募があり審査を経て9名が決定する。滝川奨学金制度は、合計27名の奨学生を数える2015年で終了となる。
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