オリリーマネジメントフォーラム2014　／オリリー㈱

　オリリー㈱（大川内昌代事業部長）は６月16日㈪・17日㈫の２日間にわたり、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪において、「オリリーマネジメントフォーラム2014」を開催した。
　
　初日には、大川内事業部長より事業政策発表が行なわれた。同氏によれば、今回のフォーラムのテーマは「らしさ…」、英語での「アイデンティティ」。自己を確立し、価値を創造することを求める決意を表し、より具体的に美容室のビジネスにおいては「他店にはない、ここでしか見つからないもの」の創造であると示した。
　
　同社の「らしさ」の提供は、①「感動と絆」を演出する、独自の販売方法、②心のあり方を変える「暮らしの中に溶け込む」化粧品、③「選べる満足・納得する幸せ」を得られる美容流通。以上３つの「らしさ」を最大限に提供することで、美容室の「らしさ」の構築をサポートし、また店販活動を全面的にバックアップしていくと述べた。
　
　また、今年度はリフトレ、リフトアップ塗りに加え、新たな手法として「パーツリフトレ」を提案すること、2015年には、ミルクタイプ＆オイルタイプの新クレンジングを発売することを発表した。
　
　この後、嵐田早苗営業部長が営業方針を発表した。同氏は、化粧品店販の成功要因を掲げ、サロンサポート支援の具体策を提示した。続いて分科会が開かれ、店販の成功事例を共有しての情報交換を図った。
　
　２日目は、経営講座が開かれ、経営講座１は、TONI＆GUY JAPAN代表・雑賀英敏氏「世界のトップアーチストが美容現場を語る」、経営講座２は、経営コンサルタントのサロンアシスト代表・石山薫氏「明日から店販にスグに使える美容心理学」、経営講座３は、㈱アルテサロンホールディングス取締役会長・吉原直樹氏のテーマ「『相利共生』の精神で美容業界の活性化を」と、豪華ゲストによる講演が行なわれた。

大川内昌代事業部長による事業政策発表