㈱フジシン　F’s GROUP　ウィナーズフォーラム

　㈱フジシン（遠藤一徳社長）を中心に構成されているF’s GROUP（㈱フジシン、㈱ビューティソフト開発、㈱フジシン北海道、㈱ティー・エス・ビー・フジシン）は2月12日㈫午後1時より、東京都新宿区の京王プラザホテル5階コンコードボールルームにおいて、取引サロン経営者および幹部を対象とした「F’s GROUP ウィナーズフォーラム」を開催。約700人の受講者が集まった。　冒頭、あいさつに立った遠藤社長は、今年の同社テーマ「伝統と革新」について触れた後、繁盛サロンの共通項として「独自の“売り”“価値”」があり、それがお客に伝わっていると述べ、同社が推進している「サロンの価値の創造と伝達」を今後も積極的に展開していくと語った。　ゲストを招いた新春講演には、滋賀県近江八幡市で創業140年を迎える老舗菓子店「たねや」の山本昌仁社長が登場。同社が独占輸入しているイタリア産オリーブオイルを用いた「オリーブオイル大福」など、伝統的な和菓子の世界に新風を送り続けている。一方、戦後から始めた洋菓子の製造販売では、別ブランド「クラブハリエ」のバームクーヘンなど数々のヒット商品を世に送り続けている。また、同社のパティシエが洋菓子の世界大会で2大会連続世界チャンピオンに輝くなど業界内外で高い評価を受け、成長を続けている注目の会社だ。㈱フジシンのテーマ「伝統と革新」に合致する優良企業を率いる山本社長はお菓子づくりへのこだわり、従業員教育の重要性、また近江商人の心意気、商いに対する同社の信念などを語った。　会場では、メーカー各社による情報展示コーナーも設けられ、最新製品の情報が発信された。　終了後は着席ディナーパーティへと移り、東京シンフォニアオーケストラの演奏を聞きながら参加サロン同士が親交を深めた。

抱負を述べる遠藤一徳社長