㈱ダリア　新春戦略セミナー

　㈱ダリア（高木進一社長）では、「2013年 ダリア新春戦略セミナー」を1月21日㈪福岡・ヒルトン福岡シーホークホテル、28日㈪大阪・ホテル日航大阪、29日㈫東京・ハイアットリージェンシー東京、2月4日㈫広島・ANAクラウンプラザホテル広島でそれぞれ開催。各地の取引サロン経営者や幹部ら多数が参加した。　29日㈫に東京で行なわれたセミナーには、関西でヘアサロン・ネイルサロンなどを展開する金井武弘氏（MODE K’s）、新潟で地域有数のブランドサロンを育て上げた由藤秀樹氏（SNIPS）、商店主へのコーチングを行なう経営コンサルタント・岡本文宏氏（メンタルチャージISC研究所）による講演が行なわれた。　セミナーは高木社長による2013年の経済動向予測、業界動向予測の後、同社マーケティング部・町田浩四朗氏が「サロンの新しい価値づくり」「メニューツールの価値づくり」を提唱。また今年、同社ではヘッドスパをサロンへ提案していくと述べた。　その後、金井氏が「人の成長こそが会社の発展」と題して講演。33店舗を展開する同氏は「経営者がやるべきことは、経営そのものをグランドデザインしていくこと」と述べた。　由藤氏は、1960年代から現在に至るまでのヘアファッションの変遷、美容業界の動向などを振り返りながら、今後求められる美容室の在り方について言及。同サロンが行なっているスタッフ教育なども公開された。　岡本氏は美容業界の課題となっている求人について、「リクルーティングの現状」と銘打って講演。サロンにおける現場スタッフの頭数が減る不安→数の確保を優先→妥協して採用→価値観・素地の違い→本人のやる気低下→早期退職→また募集という、人材採用をめぐる美容師の求人について、「3Cリクルーティング」「クロスメディア・リクルーティング」など同氏ならではの視点で求人対策を提案した。

あいさつする高木進一社長