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滝川㈱ 新年賀詞交換会で第1期奨学生を披露

新年賀詞交換会で第1期奨学生を披露

 滝川㈱(滝川和秀社長)は1月4日㈮正午より、東京都台東区の浅草ビューホテル3階 祥雲の間にて「平成25年度 新年賀詞交換会」を開いた。当日は同社取扱メーカーをはじめ業界関係者が多数出席した。 年頭のあいさつに立った滝川晃一会長は、2013年の業界について「政権交代による国内経済の回復が見られたとしても、理美容業界は需給バランスが取れておらず、デフレからの脱却が難しい」との見解を示した。人材の問題も含め業界は厳しい状況が続くと予測しながらも、「女性が社会進出し、重要なポジションに就いて所得が高まれば、美容分野での消費力も大きくなる」との期待も述べた。特にそういう女性は、エステ、ネイル等の専門サロンに行く時間の余裕がないことを想定し、美容サロンにヘア&エステまたはネイルといった複合メニューの導入に注力しており、今後も積極的に取り組んでいくことを示唆した。 業績面では、経営改革に着手し始めた2007年(平成19年度、第55期)との対比で、2012年(平成24年度、第60期)は総売上が82.9%と37億3千万円の減額となったが、営業経費が77.3%と減率が上回り、社員数も約100人の減員となったことで社員1人あたりの売上は114.5%増、経常利益は3億6千万円から6億2千万円と168.2%増を記録したと報告。また売上の80%を同社発行の通販カタログ『ビューティギャラリー』が占めているとも滝川会長は述べており、内容の充実とそれを活用した営業力のさらなる強化を宣言した。 なおこの日、同社が推進する「震災の影響により理・美容師への夢を諦めなければならなくなった学生のための奨学金制度」の適用第1期生が招かれており、滝川会長は制度について改めて説明したうえで、同奨学金によって今年4月に養成施設への入学が実現した高校生9名を紹介した。

奨学金制度第1期生の皆さん、選出の審議員
でもある参議院・山東昭子議員も列席した
2013.01.04
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