「シュワルツコフプロフェッショナル」「資生堂プロフェ...
シュワルツコフプロフェッショナルと資生堂プロフェッショナルの両社の事業を展開するヘンケルグループ(ピーター...
30ヵ国・72名の精鋭がヘアカラーデザインを競う
Kao Germany GmbH(コーリー・カウツ社長)は、10月13日㈯午前9時より、イギリス・ロンドンのエクセルロンドンにおいて、「GOLDWELL COLOR ZOOM CHALLENGE 2012」を開催した。この大会は、各国の予選を勝ち抜いた選手が、予選で制作したフォト作品を、その場で再現するというもの。デザインの完成度や施術内容はもちろん、お流し、スタイリング、片づけなど、ヘアカラーデザインに関わるすべての作業が採点対象となる。施術中の所作や姿勢、道具の使い方なども含め、仕上がりまでの過程において、常に「美しい仕事」が求められ、サロンワーカーとしての真の実力が問われるコンテストだ。当日は、30ヵ国・72名の選手たちがハイクオリティなヘアカラーを競った。 2012年のテーマは、「FasciNature(ファシネイチャー)」。自然界が生む豊かな色彩美や、自然界における生物の有機的なデザインやディテールを、ヘアカラーデザインに落とし込む。180分の競技時間内で、出場者はそれぞれの感性で「ファシネイチャー」を表現すべく、さまざまなテクニックを駆使しながらデザインを進めた。日本からは、金子利彦さん(SORA)、小村美恵子さん(Hair Lounge Blan)、三上辰徳さん(au-be)の3名が代表として参加。緻密なホイルワークテクニックで、繊細でありながらも、存在感のあるカラーデザインに仕上げた。競技の後は、会場を移してパーティが行なわれ、各国の代表選手を紹介。モデルと選手が会場内を闊歩するたびに大きな拍手と歓声が上がり、互いの健闘を讃えあった。 翌日は、2013年のテーマ「beautify」の世界を描いたヘアファッションショーが行なわれた。洗練されたヘアデザインとファッションとのコンビネーションに、参加者は大いに刺激を受けていた。ショーの後は、待ちに待った結果発表。3部門のうち2部門の勝者に台湾が輝き、実力の高さを見せつけた。日本チームは、今年も結果はふるわなかったものの、代表として参加した3名は、次へのステップを踏むための課題を、それぞれが感じとっていた様子だった。 3日目となる10月15日㈪午前10時30分より、ルック&ラーンセミナーが行なわれた。2013年のトレンドテーマ「beautify」のデザインポイントやカットとの連動について、デモンストレーションで詳しく解説。熱戦の余韻が冷めぬまま、2013年のチャレンジが始まった。
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