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NPO法人 日本ヘアカラー協会「TOKYO HAIR COLOR COLLECTION」

100人100色で示された、ヘアカラーのNEXT

 NPO法人 日本ヘアカラー協会(吉川波勝2012年度委員長)は、2012年度の活動テーマを「魅せる! サロンカラーのチカラ ヘアカラーコレクション2012」として、〝全国から発信〟を合言葉に、美容師だけでなく一般消費者も対象にプロならではのヘアカラー技術・デザインをアピールし、ヘアカラー市場の規模拡大を推進している。 その発信源として、ステージイベント「ヘアカラーコレクション」を9月17日(7ブロック)・18日(1ブロック)/10月8日(6ブロック)・9日(1ブロック)に開催してきたが、集大成といえるイベント「TOKYO HAIR COLOR COLLECTION」が、11月27日㈫午後1時から東京都文京区の東京ドームシティホールにおいて開催された。 4時間にわたる充実したプログラムは、3部に分かれてのヘアカラーコレクション(計13サロンが出演)、協賛メーカーコラボレーションステージなどバリエーションに富む内容で展開された。 「コンテストグランプリコレクション」は、2012年2月に日本武道館で開催されたJHCAライブコンテストにおいて、3部門のグランプリ受賞者が、受賞作品(モデル)と共に登壇。そのカラーレシピをスクリーンに映しながら、技術とデザインポイントを解説する見応えのあるものになった。 来春(2013年)のヘアカラートレンドとそのテクニックを紹介するステージは、同協会の二大サロン『imaii』『kakimoto arms』がそれぞれ行なった。 『imaii』のステージでは、カラーリストの中村太輔氏、江波戸大介氏がモデルを示しながら、今後支持されるヘアカラーの傾向とテクニックを解説。江波戸氏は、「大胆なコントラストに対してお客さまの抵抗感がなくなりつつあり、様々なデザインにトライしやすい環境が整ってきている。その人らしさを色で創ることが次のスタンダード」と、大きくとったセクションにアクセントカラーを施した作品を紹介した。 『kakimoto arms』のステージでは、同店カラーリストのトップ「カラーマネージャー」を務める高原紀子・岩上晴美の両氏が登場。高原氏は、「当社では徹底したお客さま目線に立った『テクニック』『色彩』『素材』『似合わせ』によって、月に1万人のヘアカラー客に支持されることを目安にしている」と前置きし、岩上氏と共にヘアカラーの大ヒット技術を次々と披露。構想に1年半をかけ、12月より導入した独自開発のエクステンションも初披露となり、強く受講者を刺激する内容となった。 また、今回は「ステキなヘアカラー大賞2012」と題して、JHCA選考委員により、いま日本で一番輝いている5人の著名人が選出された。受賞者は、ミュージシャンのBENIさん・hitomiさん、モデルの高垣麗子さん、女優の秋吉久美子さん、そして、当日は授賞式参加が叶わなかった歌手の由紀さおりさん。表彰、受賞インタビューでは一般のマスコミも多数取材に訪れ、メディアを通じてサロンカラーの価値を広くエンドユーザーに伝える機会となった。 フォトセッションのあとは、受賞者を交えてのフィナーレへ。ヘアカラーを施したモデルが一斉にステージに登場する『~発信:100人100色~』で華やかに幕を閉じた。 閉会のあいさつに立った吉川委員長は、「きょう感じたものを持ち帰って勉強してほしい。そして身に付けた技術と知識をお客さまに発信してほしい。それがこのイベントの意味と意義と思う。もっともっと日本の女性をキレイにするために、共に学び、成長していきましょう」と、会場に呼びかけた。

「ステキなヘアカラー大賞2012」受賞のみなさん
2012.09.17
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