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フォードヘア化粧品・三口産業(株)「第50回フォードチェン会総会」

サロンならではの高付加価値による店販強化
品質と提案力で実現する〝頼れるメーカー〟に

 フォードヘア化粧品・三口産業(株)(三口雅司社長)の代理店会である「第50回フォードチェン会総会」が、6月4日(月)、京都・蹴上のウェスティン都ホテル京都において会員100名を集め開催された。 当日、議事の進行に先立ってチェン会会長の(株)野田・古川敦義社長が、「第50回目を迎えたフォードチェン会は役員、幹事の方々に協力をいただき、本年もすべてにおいて順調に成果を上げ本日に至った」とあいさつ。 次に登壇した三口社長は、「昨年は例年と比べ物にならないほどシビアな1年となり、私たち美容業界としても思わぬところで難儀を強いられ、何かと歯痒い思いもした。しかし落ち着いてきて客観的に振り返れるようになると、この究極の危機に直面した分、業界や各組合・弊社の課題も頼もしさも改めて再認識・新発見できた1年であった」とあいさつ。 つづけて同社長は、「いま求められるのは次の一手であり、より掘り下げていく行動力、そして成果。ヨコとの絆も大事だが、タテに繋げていくアクションがもっと大事であり、これが中途半端なら『絆』も興ざめになる。弊社は、今後のシビアな時代でもしっかりと勝ち残っていくための『強い企業体質作り』を旗印に、社内的には品質保証体制の確立、対外的には商品力・分析力・提案指導力、さらには実行力の強化を図り、痒いところに手を届かせられる〝頼れるメーカー〟を目指していく」と述べた。 その後、事業報告、会計報告、平成24年度事業計画案が発表されてすべて可決。ついで本年度永年継続会員の表彰が行なわれ、最後にチェン会副会長の(株)日置・日置和統社長のあいさつで閉会。チェン会50周年を迎えた今日までを綴った映像が紹介された。 メーカー発表会では、井尻静男マーケティング担当取締役が基本政策発表のために登壇した。同氏は、2012年度のコンセプトを『サロンから伝わる、美しさの本質』とし、サロンだからこそお客さまに本物の美しさを継続して提案できるものとして、お客さまのパーソナルケアを充実させる高付加価値店販商品を重点的に強化することを発表した。 また、商品政策としては、フラッグシップブランド「ハーブマジック」の新たなラインアップ商品として、『HMフィルズケアLVシリーズ持続性トリートメント』と新ヘアマニキュアと連動した2つの新システム商品の展開を挙げた。 フォード商品では、ヘアカラー市場およびパーマ市場に新たな旋風を巻き起こすべく、「ルーチェントブラック」のファッションライン強化としてプレミアムカラーを、パーマ剤に関しては、コスメ系パーマ剤のローションタイプおよびクリームタイプの開発を進め、パーマ需要拡大に向けた展開を推進していくと発表した。 次に、サロン支援について、メニュー展開および店販強化のための商品マスター講習や、スタッフの人材育成講習、サロンマネジメント講習を準備し、各サロンに合った提案により個店対応に注力すると明言してメーカー政策発表会は終了した。 その後チェン会50周年を記念して、前 北海道日本ハムファイターズ監督でプロ野球解説者の梨田昌彦氏による特別講演が行なわれ、つづいて懇親会に移り参加者は和やかに親睦を深めた。

企業体質の強化に向けた施策を語る
三口雅司社長
2012.06.04
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