Beauty Force　「震災を忘れないで」を テーマに活動を継続

　東日本大震災の美容界支援プロジェクト・Beauty Force（尾坡隆司代表［INSOLITE BEAUTE］）は、３月７日（水）午後３時より、東京・中野の窪田理容美容専門学校 講堂において、支援に関する説明会を開いた。　2011年度の支援活動として、以下の内容が報告された。①岩手県・宮城県・福島県の美容室200軒以上に、250件以上の美容物資を支援、②三陸新聞・東海新報の二紙に、美容室70軒（合計）の営業再開を知らせる新聞広告を掲載、③11月７日に被災地で開催された復興支援イベントへの特別協賛と参加。　続いて、『アーティスト シーナ』（福島県郡山市）、『美容室ハーモニー』（岩手県大船渡市）それぞれの経営者が、3.11から店を再開させるまでの経緯を語り、支援に対する感謝の念と支援の重要性を伝えた。　今年度Beaty Forceが行なう支援に関しては、「震災を忘れないで」というメッセージを発信し続けることをテーマに、①営業再開した美容師による体験談セミナーの開催、②被災した美容師の髪をセミナー形式でカットするイベントの開催（宮城・気仙沼で開催。講師はafloat宮村浩気氏）、③年３回のチャリティーセミナーの開催、④フェイスブックの活用による、支援物資等の需要と供給のマッチング、⑤被災地の地元紙に、被災したサロンの集客を支援する広告掲載が主なものとして挙げられた。また、被災者への美容物資支援、美容師ができる支援、被災した美容師への物資支援など、これまで行なってきた支援活動を継続していく旨を伝えた。

説明に立つ尾坡隆司氏