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DADA DESIGN ACADEMY 「2011 D1 ファイナル」開催 新スター候補に福島雄一郎さん

「2011 D1 ファイナル」開催
新スター候補に福島雄一郎さん

 植村隆博氏(DADA CuBiC代表/東京・青山)が主宰するアカデミーD.D.A(DADA DESIGN ACADEMY)による「D1 ファイナル」が、11月14日(火)午後0時30分より、東京都品川区のステラボールにて行なわれ、九州地区代表の福島雄一郎さんがその頂点の座を獲得した。  今年で4回目を迎える「D1」は、植村氏が「新たなスターを発掘しなければ、この業界には未来がない」との思いから企画した「スター育成オーディション」。通常のコンテストとは異なり、技術ばかりではなく、デザインのプロセス、 プレゼンテーション力など、サロンワークで美容師に必要とされる能力が多角的に判断される。  今回の選考も、例年通り6~8月にかけて10エリアで予選 が行なわれ、代表(ファイナリスト)12名を植村氏が選出。 その後、ファイナリストは9月に東京都内で行なわれたデザ イン合宿を経て、本選を迎えた。本選では各5分間のデッサ ン、ダイヤグラム(カット展開図)、ステージ上での25分間のモデルカット、プレゼンテーションを披露した。審査は、 小社を含めた美容ジャーナル2社の編集長が務めた。植村氏 が審査に加わらないのは、「未来を感じるヘアデザイナーを 美容専門誌の視点で見つけてほしい」との意図による。また、個人の力を評価してほしいとの主催者の希望で所属サロン名 は公表されていない。  選考の結果、グランプリを獲得した福島雄一郎さんは、モデルの長い髪をバッサリとレザーでカット、見事なデザイ ンチェンジが高い評価をうけた。表彰式では「これからも九州からデザインを発信していきたい」と意気込みを語った。  来年も全国9地区での予選開催が決まっており、スタイル テーマは「ディスコネクション」。次のスター候補の座を狙 い、闘いはもう始まっているようだ。

植村隆博氏より祝福される福島雄一郎さん
(写真中央)
2011.11.14
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