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日本ロレアル㈱  復興支援プロジェクト「美容師のちから」始動

復興支援プロジェクト「美容師のちから」始動

 日本ロレアル㈱(クラウス・ファスベンダー社長)は、東日本大震災の被災地にビューティーバス(移動式美容室)を送り込み、カットやカラーのサービスを行なう「美容師のちから」《HAIRDRESSERS FOR HOPE/COIFFEURS DE L'ESPOIR》 プロジェクトを10月よりスタートさせた。9月27日(火)には、午後1時より、同社が本社を構える東京・西新宿の新宿パークタワー1階ギャラリー1に報道陣を集め、ビューティー バスお披露目会を催した。  セレモニーにおいてファスベンダー社長は、同プロジェクトの目的として、①震災で店舗、職を失った美容師への業務提供、②美容室のサービスを受けることが 困難な被災者へ向けた支援、の2点をあげ、岩手・ 宮城両県を対象地域に1日最大60人、年間約1万5千人のカットが可能であると説明。全日本美容業生活衛生同業組合連合会(三根卓司理事長)を介して各県単組と連携を取りながらプロジェクトを推進していく。ビューティーバスに関しては日産自動車㈱(カルロス・ゴーン会長兼社長)より車両の寄贈があり、内装・設備面でタカラベルモント㈱(吉川秀 隆会長兼社長)の協力があったことを告げ、感謝の言葉であいさつを締め括った。  ロレアルプロフェッショナルベルトラン・フォンテーヌ事業本部長の説明によると、ビューティーバスは地元美容室の営業に差し障りがないよう、美容サービスを受けることが困難な地域への出張を基本とし、カット料金を2,000円に設定、技術者は被災地の美容師をロレアルが雇用する形式を取る。12歳以下の子供、65歳以上の高齢者に対しては無料でサービスを提供。プロジェクトのロゴマークでモチーフに用いたガーベラの花言葉 「希望」を“美容師のちから”で表現してゆく。

セレモニー後の記念撮影(左からベ ルトラン・
フォンテーヌLP事業本 部長、タカラベルモント㈱
吉川秀隆 会長兼社長、日産自動車㈱サイモン・
スプロール執行役員、全美連 三根卓司理事長、
クラウス・ファスベンダー社長)
2011.09.27
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