H.C.F PRINTEMPS-ETE 2009（東京）

　フランスの美容団体Haute Coiffure Francaise（H.C.F.） が2009年春・夏ニューラインを制作したのにともない、その日本支部（藤井妙子会長）は日本の会員へ向けて講習会を開催した。　 今季のテーマは“art shape（アートシェイプ）”。その名のとおり、雰囲気だけの表現をはなれ、カット技術の痕跡が見える造形が特徴で、丸みのあるボブを基本に、髪のなめらかなラインを強調する。　 講習会にはパリ本部よりニューライン制作委員ソフィー・ボーセ氏が招かれ、男女のモデル4名へのカットを繰り広げた。加えてフランスの風を感じる優美なアップスタイルも披露し、観客を魅了した。　 締めくくりには藤井会長と川合 昭会員が登壇し、ソフィー氏と温かな語らいを交わした。「人生の目標を決めたら、そこに達する方法を見つけること、研究をおこたらないこと、愛情を深めることの3つが大事」というソフィー氏の言葉に、一同感銘を受けていた。