毛髪科学技術者協会　第120回学術大会

　毛髪科学技術者協会は、第120回学術大会を2月15日（金）午後1時30分より、東京都文京区の東京ガーデンパレスで開催した。同協会は、日本パーマネントウェーブ液工業組合（田尾有一理事長）の会員企業に所属する研究開発者を主体に構成される団体。学術大会をはじめ、各種研修会を開催している。第1講演は、「化粧品業界をめぐる最近の技術的諸問題」と題し、日本化粧品工業連合会技術部長の高野勝弘氏が、医薬部外品の原料規格と成分表示、ＩＳＯを含む化粧品ＧＭＰについての最新情報を解説した。第2講演では、「エステ業界の現状」をテーマに、エステティックコンサルタントでありRes cours MORIMASA学院長である森柾秀美氏が、エステティックサロンでの顧客心理と店販のノウハウを軸に、成功するするエステティックサロンの条件を語った。学術大会に先立ち同日午前中に開催された第4回技術者基礎講座では、㈱アリミノ技術部新製品企画マネージャーの臼井宏幸氏が、スタイリング剤の基礎知識について講演した。