国際文化学園が第13回オープンカレッジ「日本の漫画」を開催

　学校法人国際文化学園（平野徹理事長・武市昌子校長）は、「第13回オープンカレッジ」を6月2日（土）午後2時より、東京都国分寺市の同学園国分寺校ホールで開催した。　 今回のテーマは、『「日本の漫画」～マンガ・ＭＡＮＧＡ』。ナビゲーターは、玉川大学准教授・国文学研究者の中田幸司氏。第1部では、イラストレーターの松本晴夫氏と漫画家の神矢みのる氏をゲストに迎え、日本最古の漫画といわれる「鳥獣戯画」や近代漫画の祖であり漫画という言葉を造語した北澤楽天の作品などが紹介された。また、イラストや漫画の描き方、原稿進行の概要解説とともに、手塚治虫氏のエピソードなども披露された。　 第2部は、漫画の歴史の中でも異彩といえる紙芝居。東京の台東区立下町風俗資料館で紙芝居を実演している梅田佳声氏が、「黄金バット」「ライオンマン」など人気絶頂期の紙芝居を実演。身振りを加え自由闊達な梅田氏の熱演に、観客は往時の余韻に浸っていた。