第56回 櫛まつり／京都美容文化クラブ・櫛まつり実行委員会

　京都美容文化クラブ（南 登美子会長）・櫛まつり実行委員会（奥田英一会長・京都府美容生活衛生同業組合理事長）主催の「第56回櫛まつり」が９月26日㈪午後１時より、京都市東山区の安井金比羅宮において開催された。
　櫛まつりは、日頃愛用している櫛や簪に感謝の心を込めてお清めし供養する祭り。昭和36年９月に同宮境内に久志塚（櫛塚）を建立以来、櫛供養が続けられる中、風俗の着付と結髪の正しい伝承を目的に京都美容文化クラブが設立され、現在は櫛まつり実行委員会が運営にあたっている。当日は、久志塚（櫛塚）において櫛供養の式典が執り行なわれた後、同クラブのメンバーが古墳時代から現代舞妓まで伝統の髪型を地毛で結い上げ、風俗衣装も合わせて解説がなされた。その後、祇園界隈で練り歩きが行なわれ、沿道には地元の観客や観光客らがカメラを片手に大勢が集まった。

沿道から注目を集めた時代風俗の行列