2016年サマーデモンストレーション

　真野美容専門学校（真野英子学校長）は７月26日㈫午後１時より、東京都新宿区の同校２Ｆホールにおいて「サマーデモンストレーション」を開催した。在校生に加えて、美容学校入学を希望する高校生40名も受講した。
　２部構成で行なわれ、1st stageは美容科２年生９人によるカット＆アップスタイルショー。３週間の練習に励んで臨んだという。サスーン・スクールシップ・カットコンテスト入賞者４人がカットを、浴衣に似合うアップを５人が担当し、９人のモデル作品を披露。夏の爽やかな装いを見事に表現していた。
　2nd stageでは、同校卒業生であり、東京・表参道『TIECHEL』店長の小野寺タケシ氏がゲストとして登場。サロンワークと同様のカットを行なった後、写真撮影を行ない、SNSやブログへのアップまで一連の流れを実演した。
　同氏は、会場の在校生・高校生に向けてさまざまな場面でアドバイスを送った。ハサミを入れる前には、「軽くコーミングしてお客様の髪質・クセを見極めておくことが大事」、カット中には、「たえず完成イメージを描きながらカットすること」、写真撮影時には、「テーマやイメージを決めるとビジュアルが決まりやすい」など、プロとしての視点や心構えを伝え、受講者は真剣な面持ちで聞き入っていた。