ケアセラピスト新事業発表会／㈱グローリアツゥェンティーワン

　日本ケアセラピスト協会を運営する㈱グローリアツゥェンティーワン（江端ひとみ社長）は３月９日㈬午前11時より、東京都千代田区のエッサム神田ホールにて「ケアセラピスト新事業発表会」を開き、同社の提唱する「ケアセラピスト」について、正式に厚生労働省から「医師法違反には当たらない」とする旨の回答を得たことを発表した。
　ケアセラピストとは、高齢者に予防的スキンケアを行なう施術者のことで、これまで、医業に当たるとの見解もあった。そこで同社は、経済産業省の実施する「グレーゾーン解消制度」を利用し、規制適用の有無を確認。名古屋医師会や名古屋大学医学部と共同で行なったパイロット試験において「ケアセラピストによる施術は安全である」と認められたことなどが実績となり、この度、厚労省よりケアセラピスト事業について正式に承認を得ることとなった。
　また、同社はケアセラピストを指導する「ケアセラピストマイスター」を養成する事業計画が、中小企業庁の「異分野連携新事業分野開拓計画」に認定されたことを発表。医師と連携して高齢者の健康をサポートするケアセラピスト事業の普及を目指し、教育システムを充実させるとし、詳細な計画を明かした。