ヘアスタイル

ヘアモード編集部・山田が体験！『THEÓ（ジオ）スタンダード』の新感覚ヘッドスパ～20分間の施術でヤバい「体感」が連続するヘア＆スキャルプケア～

タカラベルモント（株）の化粧品ブランド「ルベル」のメンズヘアケアシリーズ『THEÓ（ジオ）』の誕生から今年で10年。同ブランドのヘアケアラインが、ヘアケアの新たな価値観を追求した『ジオスタンダード』としてリニューアル。その魅力を体感できるプレス向けの体験会が東京・代々木の同社スタジオで実施され、月刊ヘアモード編集部の山田翼記者（アラフォー）が、そのポテンシャルを、身をもって確認した。

■プロローグ
ヘアモード・山田、THE・男と出会う

『ジオスタンダードSPA』の体験会場でヘアモード編集部・山田を迎えてくれたのは、タカラベルモント（株）化粧品事業部化粧品教育部教育企画課の清水男（しみずだん）氏。美容室での勤務経験を活かし、同社では技術教育を担当している。『ジオスタンダード』を知り尽くす存在であり、当日もヘッドスパ施術と同時に、各製品の特長を細かに説明してくれた。

　あいさつもそこそこに早速、頭皮のチェックへ。髪の分け目が見やすいように思われがちだが、日焼けしやすく状態を判断しにくい場合が多々あると清水氏。「黒目の延長線上であるとか、分け目以外の目安を設定した方がいいですね」と頭部をかき分ける。

では、山田の頭皮は？「いやあ、きれいですよ、肌が若いです」と状態を伝える清水氏。「美容師さんからはよく頭皮が硬いと言われる」という山田に対し、「そこまで気にされることはないですよ」と勇気付けつつ、「タオルを2枚重ねて机上に置き、指で押したときの感触が、頭皮の理想の柔らかさと言われています」との説明を添えてくれた。

そして頭皮と皮脂の関係についても言及。男性の肌は女性より水分量が少ないうえ、エイジングにより乾燥の度合いが高まるため、肌を守るために余計に皮脂を分泌する。特に30代は皮脂量がピークを迎えるため、それが要因で頭皮のベタつきやニオイなど、悩みの幅も拡大する。だからこそ水分と皮脂のバランスを適切にコントロールする頭皮ケアが必要で、『ジオスタンダード』によるヘッドスパ施術が有効なのだ。

■施術プロセスその1_クレンジング
“炭”配合のマイクロフォームで頭皮の蓄積皮脂を除去

　クレンジングに使用するのは『ジオスタンダードバブルクレンズ』。炭酸よりも微細な窒素を噴射剤として配合したマイクロフォームはほんのりグレー色。汚れを吸着する“炭”の配合により、頭皮の角栓、酸化皮脂、ニオイ発生の元になる蓄積皮脂を取り込み、洗い流す仕組みだ。

■施術プロセスその1_クレンジング<br />
“炭”配合のマイクロフォームで頭皮の蓄積皮脂を除去

▲ソフトボール大を手のひらに取り、

▲頭皮に押し込むようにして、

▲全体になじませる。

　血行を促すマッサージで早くも恍惚の表情を浮かべる山田。洗い流した後の爽快感で、クレンジングの魅力に取りつかれたようだった。

　サロンメニューとして確立させるには、心を込めた手技でお客さまのハートをがっちりつかみたい。ホームケアにおいては、週1～2回程度のスペシャルケアとしての利用がオススメなのだそう。

■施術プロセスその2_温感シャンプー
シャンプーの常識を覆す驚きの即温感

『ジオスタンダード』リニューアルの目玉の一つが温感シャンプー『ジオスタンダードシャンプーバイタライズ』だ。加熱式の駅弁の仕組みをシャンプーに応用し、手に取った瞬間から温かい。初めての体験では施術する美容師さえもその即温感に驚きを隠さないという。

■施術プロセスその2_温感シャンプー<br />
シャンプーの常識を覆す驚きの即温感

▲500円玉2個分くらいを手に取る。

▲塗布した瞬間から温感が広がる

前説で温感が得られることは把握済みだった山田だが…「本当にすぐに温かくなるんですね」と改めてその即温感に息を漏らす。そしてその温感は次のステージへ。「髪の根元に指を差し込んで立ち上げを促します」と清水氏が説明を始めたところで。「来ました、来ました、さっきとは違った温かさを感じます」と山田。

　温感の第2波とは、トウガラシエキスの辛味成分やバニリルブチルがマッサージに促されて温かく感じるというもの。温感シャンプーの心地よさの中でマッサージによって頭皮がほぐれ、血行促進へと結びつく。

■施術プロセスその3_トリートメント
同社独自テクノロジー「ヘアメデュラケア」でサラリと軽い質感に

　シャンプーを洗い流した後、温感をトリートメントで落ち着かせる。『ジオスタンダードスキャルプ＆ヘアカプセルモイスチャー』の品名の通り、うるおいカプセル（＊1）が頭皮に付着し、頭皮と髪の乾燥を防ぐ。そして注目は独自テクノロジー「ヘアメデュラケア」の採用だ。髪の芯であるメデュラまで、直接ケア成分（＊2）を届けることで毛髪の根元をふんわりと。過剰なコーティングを必要としないため、髪が重くなったりベタついたりすることなく、髪を根元からサラリと仕上げる。

＊1 ユビキノン（保湿成分）、結晶セルロース（カプセル成分）
＊2　加水分解ケラチン（毛髪補修）

■施術プロセスその3_トリートメント<br />
同社独自テクノロジー「ヘアメデュラケア」でサラリと軽い質感に

▲ケア成分を閉じ込めたカプセルが確認できる

▲頭頂部のマッサージで血行を促す

■施術プロセスその4_潤いチャージ
頭皮の水分を整えバリア機能をサポートする、締めのひと吹き

タオルドライでシャンプー台でのプロセスは終了。何かをやり遂げた男の表情を浮かべそうになる山田。でもまだ早い。最後の仕上げ『ジオスタンダードスキャルプリファイン』による「潤いチャージ」が待っている。

　勢いのあるスプレータイプの頭皮用美容液は、微発泡で頭皮の角質層まで浸透。頭皮に潤いを与えつつ、髪の根元の立ち上がりもサポート。一見ひんやりクールなスプレーのようだが、受けた山田は「思ったよりマイルドですね」とヘアトニックとは一味違った爽快感を覚えたよう。清水氏も「分かっていただけましたか。そういったところで“おじさん感”の払しょくを狙っています」と、現代のメンズのニーズと、それに寄り添う使用感へのこだわりについて説いた。

■施術プロセスその4_潤いチャージ<br />
頭皮の水分を整えバリア機能をサポートする、締めのひと吹き

■施術プロセスその5_スタイリング
やまだかつてない仕上がり感に驚くばかりの本人

　シャンプー台での施術が終わった段階でうすうす感じていたが、それはスタイリングにおいて確信に変わる。髪の根元の立ち上がりは、ドライヤーの風力や熱で形づくられたものではなく、自然な風合いでウエーブがなびく。
「パーマはかけていないですよ、くせ毛です。でもこんなハリ感のある仕上がりは初めてかも」と山田もまんざらではない様子。俄然、頭皮ケアへの関心を膨らませた様子だ。

■施術プロセスその5_スタイリング<br />
やまだかつてない仕上がり感に驚くばかりの本人

　さらに山田を驚かせたのは、頭皮の柔らかさだ。いつまでも触っていたいという様子で、自身のこめかみあたりを指で触り続けている。「こんなに柔らかくなるなんて！」。そう、頭皮チェックで清水氏が述べていた、タオルを2枚重ねて指で押した感覚。施術中に並行して行われたマッサージで、いわゆる頭皮のベストな状態を手に入れたということだ。

■エピローグ
メニュー名ではなく、体感で覚えてもらえるサービス

　クレンジングから潤いチャージの工程まで約20分。10分1,000円で換算するならば約2,000円のプラスオンメニューとして成立するだろうか。「一度体験していただければ、成果として満足度をいただけ、リピートにつながるメニューになると思います」と自信を覗かせる清水氏。「あの温かいシャンプーの」など、体感による記憶からニーズを刺激するサービス。まずは体験してみてはいかがだろうか。