驚愕の「ヘアモード」11月号、一つのサロンをここまで...
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女性モード社の攻略本シリーズに『ヘアカラー処理剤攻略BOOK』が仲間入り。前処理、後処理、中間処理にホームケア。複雑化する髪の履歴に応じて美しいヘアカラーを表現するために欠かせないプロセスの一つだが、日々進化し、用途の種類も広がっている処理剤を的確に使いなすために、最新情報を整理してみよう。
ヘアカラーの処理剤は、説明書通りに使用していれば、大きなトラブルにつながる可能性は低い。しかし、毛髪のダメージ状態に応じた処理剤の選択が誤っていると、思い通りの発色ができず、お客さまを失望させてしまう確率は高まる。それならば、全ての毛髪ダメージに対応した、万能の処理剤があれば事足りるのでは、という意見も浮上しそうだが、毛髪処理の世界はそんな単純ではないようだ。
『ヘアカラー処理剤攻略BOOK』の第2章、処理剤の基礎知識を学ぶページにおいては、毛髪ダメージを手触りや、見た目の質感、水分含有率やヘアカラー履歴など12種類の状態と6段階のダメージレベル+ヘアカラーNGをマトリックスで表現し、その幅の広さを示している。
それぞれのダメージが、化学的(パーマやヘアカラーなどの薬剤)、環境的(紫外線など)、物理的(熱や摩擦など)、いずれの要因によるものなかのか、まずはその正体を突き止めこと、そのダメージに対してどのような処方が有効であるか、という知識を備えることが、ヘアカラー処理剤を扱う上でのデフォルトだ。
そしてその先の輝くような発色、お客さまを満足させる美しい質感を表現するもうひと工夫の提案を、STRAMA・高橋英樹氏、norm・樺井英樹氏、CANAAN・内山昌彦氏、Cura・Shogo Shukuri氏の4人が担当。各氏の処理剤に対する考え方と、具体的な製品名を出した詳細なレシピを添えてのテクニックうプロセスの解説で、実践編のページが構成されている。
その中の誰かのテクニックを集中的に学ぶもよし、それぞれの良い部分を取り入れて自分なりの方法論を編み出すもよし。カラー施術においては、引き立て役と見られがちだが、その重要度は主役であるヘアカラー剤と同等の存在。知れば知るほど、色表現の高みをもっと望んでみたくなるはず。
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