JBCA 2024年第2回全体総会で、東京エリアの会...
NPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会(以下JBCA、板倉雄三理事長)は、7月25日(木)17時3...
美容施術者とお客さまの「架け橋」である“ビューティ・コーディネーター”(以下BC略)を育成する機関であるNPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会(以下「JBCA」、谷口誠治理事長)は、9月4日(月)11時より、大阪府大阪市のホテル日航大阪において「JBCA Beauty Convention(ビューティコンベンション)」を開催した。
JBCA発足から12年。その間、美容業界を取り巻く環境も大きく変わり、必要とされるBCのスキルも多様化してきた。今回のイベントにおいて展開された基調講演においては、サロンのブランド力の強化や顧客の定着化を目的に、新しい店販のあり方を中心としたBCの成功事例が、多角度の視点で発表された。
冒頭のあいさつに立った谷口理事長は「設立後を振り返れると紆余曲折いろいろなことがあったが、組織はカタチを変え、コロナ禍でいったんは活動が止まったが、オンラインセミナーなどの形式でなんとか再開し、そんな中で自サロンで取り組んでいた物販の成功事例をヒントに、カタログ販売事業の仕組みを構築できた。スタートから4カ月で3億円の売上を記録したこともあり、その中でBCの新たな可能性も示すことでができた」と実績を振り返り、「本日は視野を広げて成功事例や成果を受け止め、勉強になる1日としてほしい」と参加者に訴えた。
この後、本部認定講師の苺谷千尋氏が司会を務め、第1部「BCの今とこれから」について活動報告と成功事例を参加者と共有した。最初に(株)ボリスビアン・羽野千晶氏と中尾恭士代表が「顧客定着化・ファン化のための取り組み」のテーマで、続いて(有)エイジ・宮武利恵氏と三戸 栄代表が「『BEAUTY×HEALTH』ウェルビーイングの実現のために」のテーマで、それぞれプレゼンを行った上で、BCの活動についてのグループトークが展開された。
第2部では「店販解体新書」というテーマで店販で成果を出している2サロンが登壇。(株)ハピネス・木本晃央氏と(株)プラス・アルトラ・木立亜美氏によるプレゼンに続き、、店販活動についてのグループトークが行われた。
第3部の前半は、板倉雄三副理事長がJBCAが掲げる「ブランドプロミス」をつくった背景とこれから進む方向性について解説。古いサロンの体質からの脱却やアフターコロナを見据え、令和の時代に沿って再定義する必要性を提言した。その中で同副理事長は、これまでのビューティ・コーディネーターを育成する協会から、未来に向けてビューティーコーディネイトを実践するための教育・ビジネスなどの知見が集約された集団へと進化すべきと述べ、それを表現する新しい文言として「Beautify(ビューティファイ)=美しくする、美化するという意味」を提唱していくと発表。具体的な内容は12月21日の全体総会にて報告するとした。
これに続いて「ビューティファイ事例基調講演」と題し、(株)Lond Holdings・石田𠮷信代表、(有)ジュノ・藤崎 裕代表、(株)shiomjH・潮海達矢代表の3氏が登壇し、自サロンでのビューティファイについて講演した。
閉会あいさつでは、野島朗特別顧問がこの日の内容を総括し締めくくった。
NPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会(以下JBCA、板倉雄三理事長)は、7月25日(木)17時3...