新春賀詞交歓会　／滝川㈱

　滝川㈱（滝川睦子社長）の新春賀詞交歓会が１月５日㈪午前11時30分より、東京都台東区の浅草ビューホテルで開かれ、取引メーカーを中心に323社の代表者らが参加した。

　冒頭、ひつじ年の社員13人による社歌斉唱に続いて登壇した滝川社長は「景気低迷が続いているが、サロンを訪問するとさまざまな創意工夫で売上をカバーしており、店販に活路を見出している所も増えてきた。プロの美容師が使う商材という事で興味と関心を持っていただき購入につながるなど、お客様の反応が良いようだ。これはディーラーの尽力の賜物で、当社は今後も一層のディーラーサポートを続けていく。またトータルビューティ化など新たなメニューを展開する際には、安心・安全を第一にパートナーシップを組む相手を考えていただきたい。昨今は業界外からの新規参入業者が増えているが、提案の中身があいまいだったり、トラブルが起きた際の問題点などが不明瞭な業者もあると聞く」と話し、「当社は来年、創業85周年を迎える。今年はそのプロジェクトも始動していく」と新年の抱負を述べた。

　続いて挨拶した滝川晃一会長は「お取引ディーラーは一時は880社あったが、現在630社。各社のお取引サロンへ、ディーラーと共に当社の営業担当者も訪問し、課題解決や未来につながるお手伝いをしたい。これからのヘアサロンでは、『美容ライト脱毛』による新たな需要を喚起したい」と新マーケットの創造に意欲を述べた。

　この後、東日本大震災で被災した高校生を対象に同社が行なっている奨学生制度第３期生９名と、第１期生・第２期生が壇上で紹介された。また奨学生を対象に静岡県伊東市で開催されている「サマースクール」の講師を務めるNPO法人 美容週間振興協議会のメンバーも併せて紹介され、㈱アリミノ・田尾大介社長の乾杯の発声で宴に入った。

新年の挨拶をする滝川睦子社長