Intercoiffure JAPAN　ミネッティ氏を迎えスペシャルセミナー

　Intercoiffure JAPAN（以降ICDJ／鈴木英里子会長）は7月10日㈬午後6時より、東京都新宿区のパークハイアット東京にて、アレクサンドル・ドゥ・パリのアーティスティックディレクター、ジャン＝リュック・ミネッティ氏によるスペシャルセミナーを開催した。　ミネッティ氏は、同セミナーの前日に開催された日本ロレアル㈱の設立50周年記念イベントにおけるヘアステージへの出演を依頼され来日。ICDJの賛助会員でもある同社の計らいによりこの特別企画が実現した。　冒頭のあいさつに立った鈴木会長は、そのセミナー開催にいたる経緯を説明し「二度とあるかもわからない貴重な機会。すばらしい技術を間近で見られることがICDの大きな魅力の一つだと思う」と自身の興奮ぶりを伝えた。また新しく日本ロレアル㈱副社長兼プロフェッショナルプロダクツ事業本部長に就任したジャンｰマルク・カズナーブ氏もステージに立ち「ICDJのクリエイティビティな活動に協力できることを誇らしく思う。ミネッティ氏は個人的にも尊敬すべき人物。2日続けてステージに立ち会えるのは非常にエキサイティングな出来事」とスピーチした。　大きな拍手に包まれてステージに姿を現したミネッティ氏はゆっくりとモデルのもとに趣きアップスタイルの創作を開始。ポイント毎に的確な技術解説を添えながら、世界の一流を感じさせる手捌きで優雅な空気を醸した。また「一つのテクニックでどれだけ多くのスタイルを作れるかがデザイナーとして大事な部分。それはイマジネーション次第で無限に広がっていく」と創作における心構えも説いた。　セミナー後、懇親の場としてドリンクセレモニーも催され、その日のうちに帰国の途に着くというミネッティ氏との僅かばかりの交流を楽しんだ。

一流の技を披露するミネッティ氏